最近なんだか髪にボリュームがない!
髪が細く、地肌が見えるようになってきた!
最近は、男性だけではなく女性の薄毛で悩む方も多くてなってきています。
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特に女性に起こりやすい薄毛症状は、男性のように生え際などから薄くなるいわゆるM字ハゲにはならず、頭頂部など全体的に薄くなる傾向があるため、自分では気付きにくい場合もあります。
いつの間にか気付く、髪の毛のトラブルを、予期することはできません。
そこで、薄毛の原因や予防など対策について知っておきましょう!
女性の薄毛に効果的な食べ物とは?

女性に起こる薄毛の特徴
薄毛!
と一言でいえば「女性の薄毛も男性と同じ」と思いがちですが、冒頭でもお伝えしたように、女性と男性では脱毛の仕方が違います。
男性は薄毛といえばAGA(男性型脱毛症)です。

特徴は、生え際からM字型に薄毛になっていきます。
また、頭頂部が薄くなり徐々に頭頂部から前頭部にかけて髪の毛の脱毛部分が広がり頭皮が大きく露出してきます。
女性の場合は、前頭部を中心に髪の毛のハリやコシが弱くなります。
髪の毛が徐々に細くなってしまい、密度が下がることで頭皮が見えるようになってくるのです。

抜け毛が多くなったりボリュームがなくなったりしてきたら注意です!
この女性型脱毛症を、瀰漫性脱毛症(びまんだつもうしょう)といいます。
「びまん」とは全体的に広がるという意味だそうです。
薄毛になる原因とは?
女性がなるびまん性脱毛症の原因は、いくつかあります。

<加齢による原因>
女性には閉経があります。
閉経する年齢には個人差がありますが、平均的には51歳頃と言われています。
その閉経から5歳前後の時期を更年期といいます。
この頃になると、女性ホルモンがかなり減少しておりホルモンバランスが乱れてきます。
よく聞く症状としては更年期障害がありますね。
以前は穏やかであんな人じゃなかったのに、急に性格が激しくなった。
または元気で健康的な人だったのに、あまり出歩かなくなり挨拶しても返事がない。
など、極端になると人格が変わってしまうこともあるようですね。
女性ホルモンが減少すれば、比率が高くなるのが男性ホルモンです。
男性ホルモンの影響を受けやすくなれば男性的な特徴が表れるケースも当然あります。
そうなれば、男性ホルモンが優位にたってくるので脱毛が起こりやすい状態になるのです。
また、頭皮の潤いを保持するために重要なコラーゲンや皮脂も減少するため、頭皮が乾燥し脱毛に繋がると言われています。
閉経時期は51歳と言われていますが、女性ホルモンが減少し始める時期は30代以降からです。
早い人では30代40代で更年期症状や男性的特徴が出てくる可能性もありますので注意したいですね。
<出産による原因>
妊娠しているときは、女性ホルモンが活発に分泌されます。
その妊娠期間中、髪の毛はほとんど抜けず成長期間が長くなるのです。
しかし出産後、その期間が過ぎると女性ホルモンの分泌は通常に戻るようになります。
その反動によって、ホルモンバランスが変化すると抜け毛が多くなる現象が起こります。
これを分娩後脱毛症(ぶんべんごだつもうしょう)といい、一時的なものでありホルモンバランスが安定すれば元に戻るとされています。とはいえ髪の毛のサイクルに回復には3~6ヶ月はかかるので、焦らずじっくり回復するのを待ちましょう。
<過度なストレスによる原因>

現在は女性も男性に交じり、社会人として働くことも多くなりました。
毎日、仕事や人間関係のプレッシャーもあり、休む時間がないこともあると思います。
特に女性にはセクハラなどの被害に合い、悩みを抱えることもあると思います。
また、時代の変化によりSNSなどによる悪質ないじめが増え、精神的に辛くなる若い人たちも多いようですね。
このような日々を過ごしていれば当然の様にストレスが溜まってしまいます。
自分では自覚がない場合でも、ストレスは溜まり様々な症状が起こることもあるようです。
過度なストレスは、ホルモンバランスに大きく影響します。
ストレスが原因で薄毛になるケースは男性でもあることです。
さらには自律神経の乱れが女性ホルモンの分泌を妨げ、そして血管が収縮し血行不良を引き起こします。
そうなると、必要な栄養が髪の毛に行き渡らなくなり薄毛の原因になります。
<シャンプーによる原因>

市販のシャンプーの多くは値段が安く、パッケージを見れば髪の毛がツヤツヤで一見良さげですが洗浄力が強く、頭皮に刺激のある成分がベースになっていたりします。
洗浄力の高いシャンプーは、肌に合わない方は赤みや痒みが出たり、皮脂をごっそりと洗い流してしまいます。
皮脂は脂汚れでもありますが、頭皮を保護する役割もあります。
ごっそりと洗い流してしまうと、頭皮は無防備の状態になってしまいますし、その状況を整えようとするためかえって過剰に分泌することになります。
皮脂が必要以上に分泌されると毛穴に詰まったり、常在菌が大量に発生し頭皮環境が乱れることにつながります。
特に一日に何度もシャンプーをする女性はなるべく控える様にしましょう。
毎日使うシャンプーは汚れを落とすだけではなく、ある意味もっとも使用するヒアケア対策といえます。
なるべく頭皮に優しいシャンプーを正しく使っていきましょう。
<食生活の乱れによる原因>
仕事に追われていると外食が多くなったり、時間帯も不規則になり、食事をする時間もない!ということもあるかと思います。
とはいえ、食事から摂取する栄養素がなければ髪の毛が育つことは当然ありません。
毎日の食生活から意識してバランスよく栄養分を取り入れ、髪の毛を育てていきましょう。
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薄毛対策に効果がある食べ物5選!

薄毛対策に効果がある食べ物を5つご紹介したいと思います!
まずは身近な食生活から意識して対策していきましょう。
髪の毛に必要となるのは、タンパク質、ビタミン、ミネラルの栄養素を含む食品です。
①卵
「卵は、コレステロール値が高い」というイメージがありますが、実際栄養価が高い上にバランスがいい食べ物なんです。
食物繊維はありませんが、その他体に必要な栄養がほぼ含まれているといってもいいかもしれません(^^)
髪の毛をつくる細胞を構成するために大切なレシチン、細胞分裂や補修をサポートする亜鉛や血液を作る鉄分、さらにビタミンB7であるビオチンはアミノ酸やコラーゲンの生成に働きます。
毛母細胞がある真皮層にはコラーゲンが含まれるので、髪の毛の土台を作る上でも重要な栄養素です。
食べ過ぎはもちろんコレステロール値が高くなりますが、ある程度体内で調整するので2~3個程度なら問題ないでしょう。
①大豆製品
髪の毛の生成や成長期を伸ばす女性ホルモンは、女性が薄毛にならないために最重要といえる成分でしょう。
大豆に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンと同様の働きがあるといいます。
また植物性のタンパク質なので体に負担にならない良質なタンパク質です。
納豆や、豆乳、豆腐、おからなどを摂り入れてみましょう。
豆乳は無調整から豆乳飲料で、イソフラボン量はピンキリです。
ラベルに記載されているので参考にしましょう。
1日の摂取量目安は75㎎です。
②卵
「卵は、コレステロール値が高い」というイメージがありますが、実際栄養価が高い上にバランスがいい食べ物なんです。
食物繊維はありませんが、その他体に必要な栄養がほぼ含まれているといってもいいかもしれません(^^)
髪の毛をつくる細胞を構成するために大切なレシチン、細胞分裂や補修をサポートする亜鉛や血液を作る鉄分、さらにビタミンB7であるビオチンはアミノ酸やコラーゲンの生成に働きます。
毛母細胞がある真皮層にはコラーゲンが含まれるので、髪の毛の土台を作る上でも重要な栄養素です。
食べ過ぎはもちろんコレステロール値が高くなりますが、ある程度体内で調整するので2~3個程度なら問題ないでしょう。
③いわし
青魚であるいわしには、細胞を活性させるビタミンDや血管や細胞の老化を抑えるDHA、新陳代謝を促し血流の流れを良くするEPAを多く含んでいます。
さらには、タンパク質の元である含硫アミノ酸が多く含まれています。
髪の毛が燃えると臭い硫黄の匂いがするのも含硫アミノ酸が含まれているからです。
シスチンやメチオニンなど髪の毛の成分となる含硫アミノ酸を含む青魚は薄毛対策に取入れたい食べ物です。
④海藻類
ミネラルといえばやはり海藻類です。
特にワカメや、昆布などに含まれるヌメリ成分はフコダインといい、髪の毛の生成をサポートしてくれます。
さらに抗炎症、抗菌、保湿効果もあり頭皮環境を整える働きも期待できます。
意識して摂り入れてみましょう。
⑤アーモンド
美容にも良いとされるアーモンドは、細胞分裂や補修を促す亜鉛が多く含まれています。
さらに注目なポリフェノールが豊富な点です。
ポリフェノールは、細胞の活動を弱らせる活性酸素を抑制する作用があり、毛母細胞など髪の毛を生成する細胞を活性させる効果があります。
アンチエイジングとしてシワやたるみなど細胞の老化に効果が期待できますので、女性には特におすすめですね。
できれば、塩がまぶしてない素焼きのアーモンドがおすすめです!
まとめ
女性の薄毛には、女性ホルモンがとても深く関わっています。
ホルモンバランスの崩れは薄毛だけでなく、体の体調不良や人格まで変わってしまうのが恐ろしい…。
原因となる環境要因を改善し、負担のない日常生活が送れることがなにより大切です!
とはいえ、体の資本は食べ物です。もちろん髪の毛も栄養がなければ育てる事は出来ません。
ホルモンバランス、そしてバランスの取れた食生活が薄毛対策には大切ですね。
最後まで有難うございました。
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