テストステロンとアンドロゲンはどんな違いがあるでしょう。男性ホルモンはどんな影響を与えるの?
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たまにテストステロンとアンドロゲンはどんな違いがあるのかという疑問を持たれている方がいるようです。
この記事を検索してくれたあなたはテストステロンが男性ホルモンであることはすでにご存じではないかと思います(^^)
まさしく、アンドロゲンは男性ホルモンの総称であり、その95%もの比率を占めているのがテストステロンなのです。

アンドロゲン(男性ホルモン)の種類
◆アンドロゲン◆
男性的、女性的な体型や思考をつくる男性ホルモンと女性ホルモン。
アンドロゲンはその男性ホルモンの事で雄性ホルモンともいわれています。
アンドロゲンの原料はコレステロールで、プログネノロン、プロゲステロン、テストステロンと変化して作られています。
因みにテストステロンからアロマターゼという酵素によりエストラジオールに変化し女性ホルモンとなるのです。
テストステロンが作られる前のプロゲステロンは女性ホルモンの一つであり、男性ホルモンと女性ホルモンは入り混じりながら作られていく密接な関係なんですね♪
◆テストステロン◆
男性ホルモンの95%を占めているテストステロン。男性ホルモンといえばテストステロンといっても過言ではない代表的存在です。
男性では主に精巣内で作られており、女性では卵巣内で作られます。
筋肉や骨など体を形成し、闘争心や冒険心など男性的な思考など体の内外に影響を与えます。
◆デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)◆
副腎性アンドロゲンといわれ、腎臓の上にある副腎から作られるアンドロゲンです。
DHEAからテストステロン、女性ホルモンであるエストロゲンに変換されることもありマザーホルモンと言われています。
また若返りホルモンともいわれており、代謝促進、筋肉の生成、美肌効果など細胞を活性化させる働きがあります。
アルツハイマーの症状のある患者ではDHEAが減少していると見られ海馬などのダメージを予防する効果もあるようです。
サプリなどで有名なDHEAですが、過剰摂取は前立腺がんや卵巣がんなどを促進してしまうこともあり、男性ホルモンの特徴である皮脂や体毛が増える原因にもなるので、注意しましょう。
◆アンドロステンジオン◆
DHEAと同様に副腎から作られるアンドロゲンです。
アンドロステンジオンはテストステロンやエストロゲンが作られる前の前駆体でもあり、DHEAから作られることもあります。
筋肉増強効果があるとされ、アメリカで一時期サプリとしてブームになったそうですが、いまでは禁止薬物に指定され販売中止となっているようです。
エストロゲンに近い効果もあり服用し続けると乳房がふくよかになってしまう恐れもあったようです。
テストステロンに比べて活性度は低く10分の1ほどです。
◆ジヒドロテストステロン(DHT)◆
テストステロンが5αリダクターゼという酵素と結合することにより変化したアンドロゲン。
テストステロンを補う働きがあります。
テストステロンに比べ活性度が10倍もあるため性機能を成長させる効果などに大きく作用しますが、男性ホルモンの特徴である体毛が濃い、皮脂が過剰になりニキビが出やすい、さらにはAGAである男性型脱毛症の原因ともいわれています。
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アンドロゲン(テストステロン)の役割
アンドロゲンといえばテストステロンです。デヒドロエピアンドロステロンやアンドロステンジオンはテストステロンにも変換され、ジヒドロテストステロンはテストステロンから変化する訳です。
胎児はそもそも女性がベースとなっていますが、その頃からテストステロンを大量に浴び、男性の性機能や脳を作っていくのです。これをアンドロゲンシャワーといいます。
それから第二次性徴期に入り、改めて大量に分泌され成人の体を形成していきます。
<テストステロンの役割とは>
筋肉や骨を作る
性欲や性機能を発達させる 性毛(ヒゲ、陰毛、わき毛、胸毛など)や体毛を発達させる 闘争心や冒険心を持つ 判断力や決断力を持つ 体内脂肪を抑制する 免疫力を高める 気分を高揚させ鬱を抑制する |
などなど…。
ザッとあげてもお分かり頂ける通りテストステロンは外見だけでなく内面にも重要な役割を持っています。
ですが、20代半ばを過ぎたあたりからピークが過ぎ次第に分泌量が減少していく傾向があります。
テストステロンが著しく減少してしまうと、上記にある働きが低下してしまい男性機能や特徴が衰えてしまいます。
重症になると活力が無くなり、うつ病に陥り生きていくのが辛く困難に感じてしまいます。
僕は30代がまさにネガティブ思考に陥ってしまい生きるのが辛いというようにうつ病になってしまいました(^^;)
30代40代は仕事でも大きな仕事も任されるようになりますし、その分プレッシャーも大きくなります。
また、家庭に戻ればたとえ疲れていても父親としての役割もこなさなくてなりません。
そんな一番脂の乗った時期に、一家の大黒柱が活力が無くなりうつ病になってしまってはどうしようもありません!
会社や家族、そして自分自身のためにもテストステロンを補い活力をみなぎらせましょう(^^)/
まとめ
テストステロンとアンドロゲンの違い、そして男性ホルモンの役割について記事に致しました。
男性ホルモンと言えば毛深くなる、薄毛になるなどマイナスなイメージになりがちですが、分泌量が減ってしまうとそれこそ男性として生きていけなくなってしまいます。
特別な事情がない限りは極力増やしていくことをオススメします♪
男性ホルモンについてはこちらでも紹介しています^^→男性ホルモンによる男に多い特徴
多少なりともお役に立てたら幸いです。最後までありがとうございました!
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