くせ毛はうねってまとまらないし、セットしても持続しない!ツヤのあるストレートヘアってホントうらやましいですよね♪特に猫っ毛で髪質の軽い方はそんな悩みは多いはず。今回は憧れのストレート「縮毛矯正」について紹介します。さらに猫っ毛はパーマにかかるのか?髪が細いし抜け毛の原因につながるかも!?など猫っ毛の特徴についても書いてみました(^^)
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最近連日のように雨が降る日が続きすっかり残暑もないまま秋を感じるこの頃です。湿気だけはこの時期は多いですし、猫っ毛でくせ毛の方にとってはトップのボリュームはでにくいし毛先や前髪のうねりがハネるわ。同僚の女性はなんとか髪を落ち着かせても1日どころかひどい時には通勤途中ですっかり戻ってしまい毎朝ナーバスなテンションから始まるようです。
そんな同じような悩みがある方「サラサラ~つやつや~なストレートヘア♥」縮毛矯正ってどうなんだろう?
【縮毛矯正って?】

引用元:http://www.ks-hair.jp/contents/hair-straightening/
縮毛矯正とは文字通り縮んだ毛をまっすぐなストレートに矯正する手法です。通常のパーマとは逆に髪を直毛に変えるためphアルカリ濃度の高い1液の縮毛矯正剤(還元剤)を使い髪の内部を軟化させアイロンなど熱で髪を伸ばした後、2液(酸化剤)で固めてしまうということです。

固まってしまえば、髪を切るまでほぼストレートの状態を保ち続けます。ですが新しく伸びてきた髪は元のくせっ毛ですので、それが目立つようになるとまた縮毛矯正をかけなければなりません。髪の長さやくせの強さで違いはありますので、髪型を特に変えないのであれば年に2~3回通うというのが多く見られます。
長く持たせるために髪のケアは大事で濡れた髪のまま乾かさず寝るのも良くないです。伸びたくせ毛の部分をアイロンなどで持たせる方も多いようですね(●´ω`)ノ”縮毛矯正用と謳っているアイロンもあります。
「猫っ毛、くせっ毛です」と言っても髪質は個人差がありますし髪や頭皮の健康状態によっても効果が変わります。それらにより髪を軟化させる時間、アイロンの当て方が最も重要ですので美容師さんの腕によるところが大きいようです。
縮毛矯正をかけると決めたということは「それだけ髪質に悩んでいる」ということでしょう。お金も時間もかけたのに自分の納得いかない仕上がりだった。なんて辛すぎます。値段もお店によって様々ですが、高ければいいということでもなく、安くても長持ちした例もあります。縮毛矯正に自信があるお店を選ぶのが重要ですね。
もし仮に施術したあと納得出来なかった場合は、遠慮せずその場でその旨を伝えた方がいいです。理想的な自分を何度もイメージしてワクワクしていたわけですから。そこで気まずくなる雰囲気であるなら「むしろ私は客だ(ノ゚Д゚)ノ」と割り切って次は通わなければいいんです。接客業はお客様を満足させてあげることに尽きると思いますし。

引用元:http://www.viceviza.com/article/000355/
縮毛矯正の施術後、安定するまでは2~3日は必要です。カラーリングなど新たに施す場合は1週間くらいは避けた方がいいでしょう。髪を強く結むのも変に跡が付きかねません。
価格はもちろんお店により違いはあります。大体相場は2~3万円ほどです。1万円代のお店もありますが、トリートメントやカットがオプションになっていて結局相場と違わないということもありますので、確認してから予約しましょう。
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【ストレートパーマとの違い】

【猫っ毛の原因と髪の構造】
髪の構造は中心からメデュラ、コルテックス、キューティクルという順で構成されています。主にタンパク質(ケラチン)で作られており8割以上はコルテックスが占めています。メデュラは結晶状の空洞で働きは不明ですが、収縮の緩衝や断熱効果に役立っているようです。
髪の柔らかさや太さに影響するのはコルテックスで、生まれつきコルテックスが少ない人は猫っ毛になりやすいです。
また、キューティクルはエピ(親油性)エキソ(中間性)エンド(親水性)の3層からなり、5~12枚ほど重なり合っています。猫っ毛はキューティクルの枚数も少なくシスチン結合も少ないため髪にダメージを受けやすく弾力がないというのも特徴です。とはいえ猫っ毛でも健康な髪であればキューティクルはしっかりしているので、一概にダメージを受けるわけではなく十分に役割をはたしています。
シスチン結合とは、髪の主な成分であるたんぱく質とたんぱく質をつなぐ役割をするアミノ酸であり、その結合によって髪の硬さや弾力を保つ重要なものです。

引用元:http://www.hoyu.co.jp/corporate/news/news/266.html

引用元:http://blogs.yahoo.co.jp/anpan26man/folder/905452
猫っ毛は痛みやすくパーマにかかりやすいと思われがちですが、逆に掛かりにくいという方も多いようです。結論からいえば髪の太い人も細い人もそれぞれの髪質によるということですが(^^;
猫っ毛は髪を守る役割であるキューティクルの層が少なく痛みやすいイメージですが、太い髪でもキューティクルが剥がれていれば痛みやすくなりますし、その場合パーマはかかりやすいと思います。しっかりした状態を保っていれば細い髪でも健康ですので痛みやすいというわけではないようです。やはり日頃のケアや生活習慣など気をつけ、頭皮の状態を良くすることが大事なことです。
また、猫っ毛でも「パーマがかかりにくいという理由」としてコルテックスが影響しています。そのコルテックスにはパラコルテックスとオルトコルテックスといわれそれぞれ全く異なる性質を持っています。
パラコルテックスは疎水性といい水に溶けにくく硬い性質で、オルトコルテックスは親水性で水になじみやすく柔らかい性質です。
また、オルトコルテックスはパーマの作用を受けるシスチン結合を多く含んでおります。ということはパーマのかかりやすさ、持続力はコルテックスの割合が大きく関係しており猫っ毛でパーマが掛かりにくい人はパラコルテックス比率が高いと考えられます。
【自宅で縮毛矯正って?】
縮毛矯正はやりたいけど、そこまでお金もかけられない。でもストレートヘアはやっぱり憧れる!という方は自宅で試す方もいるようです。
上記にも記載しましたが、縮毛矯正は美容師さんの経験や腕が大事ということです。その後のケアや相談を髪のプロに出来るというのもメリットですからね。一度矯正をかけてしまうと元に戻すことはまず出来ないのでリスクを考えるとあまりオススメはできないようです。それでも試したいという方は取扱説明書の内容を必ず守り、リスク覚悟で行ってください(-∧-;)事実成功例もあるようですので^^

①1液で髪の内部を柔らかくします。コームなどでしっかりクセを伸ばします。
※このタイミングが特に大事で早く流し過ぎるとクセが残るし、遅すぎるとかなり痛み過ぎてチリチリになる可能性もあります。しっかり説明 を確認しましょう。
②洗い流した後しっかり乾かしてアイロンをした方がストレートの効きがいいようです。濡れた状態でアイロンを当てるとダメージが大きいです。アイロンの温度は160℃~180℃が適温のようです。

③2液をつけて時間を守ってから洗い流し、トリートメントを付けてから乾かす。
※最初は自分の髪でもどのくらいでベストかわからないと思いますので、後にカットしてもいいくらい毛先などで試してみるのが無難です。
【猫っ毛は抜け毛になりやすいの?】
ちょっと難しい内容でしたが、猫っ毛の特徴についてはご理解頂けましたでしょうか(^^;)パーマのかかりやすさ、傷みやすさについては細い髪、太い髪それぞれの状態や個人差によるようです。
ですが、問題なのは「元々髪は細くなかったのに現在は髪が細くなり猫っ毛になってしまった」という方は強い刺激を受けるとさらに髪が弱り抜け毛などの原因につながるかもしれません。
抜け毛や薄毛は男性特有のものではなく、最近では髪の悩みは女性も多くなってきていて専門外来には男性よりも多くの女性が相談を受けにくるところもあるようです。
とはいえ男性の抜け毛と女性の抜け毛には違いがあり、男性の場合は前頭部や頭頂部の髪の毛がなくなり極端に薄くなるパターンが特徴的ですが、女性の場合は全体的に髪が細くなるパターンが特徴的です。数本生えている毛穴からすべての髪の毛が抜けるわけではないのでボリュームがなくなったり分け目が広がるという症状で瀰漫脱毛症(びまんだつもうしょう)といいます。瀰漫には全体的に広がるという意味があります。
その原因は加齢、ストレス、生活習慣、ダイエットなど様々ですがホルモンバランスの乱れが多く関わっているようです。バランスの取れた食事、規則正しい生活、ストレスを抱えないためにも適度な運動を心掛けましょう。
特に年を重ねることで女性ホルモンであるエストロゲンが極端に減少することがあります。エストロゲンは髪の健康維持には欠かせない成分です。食事には豆腐や納豆など大豆製品を取り入れましょう♪大豆製品にはエストロゲンと同様の働きをするイソフラボンという成分が豊富に含まれています。
バストアップなどで有名なプエラリアのサプリにはエストロゲンの分泌を促進する効果があるようですのでこちらもおすすめです(^^)
男性は抜け毛が気になりだしてからは頻繁に改善策を模索しますがハゲてしまったら諦める傾向にあるようです。女性の場合は年齢に制限はなく、若い方と同様年の多い方でも髪には気を遣うようです。いくつになっても女性はヘアスタイルが命であり美意識が高いという現れですね(^^)