男の猫っ毛の改善方法を紹介!猫っ毛の原因とは?

最近髪にボリュームがなくなってきた。ハリとコシがない!猫っ毛は将来薄毛になる!?そんなお悩みの男性に猫っ毛の改善や抜け毛の原因を紹介します。少しでも知ることで今から始めて丈夫な髪質を取り戻しましょう

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猫っ毛はハゲやすい?

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生活環境や食文化が多様化し、男性だけでなく女性でも抜け毛など髪の毛に関する悩みが多くなってきました。

今の世の中は悩みが悩みを呼びその結果身体の状態、例えば頭皮の健康状態にも影響を受けやすくなっているのかもしれませんね。

 

そもそも猫っ毛とは皆さんご存知の通り、コシのない細い髪質をいいます。

太さの定義としては0.06mm以下を細毛・猫っ毛といい、太い人だと0.12~0.15mmほどの太さがあります。

そんなイメージだと「猫っ毛はハゲる」に近いと思いがちですが、一概にそうとも言いきれません。

例えば欧米人の方たちの髪の太さは平均で0.06mm以下ということですので、ほぼ半数の欧米人の方の髪質は猫っ毛ということになります。

 

逆に髪の総量としては日本人が10万本に対し、欧米人は12~15万本と多いのですけど…(^^;

というところで文化や気候でも髪質に特徴もありますし、基本的には遺伝の影響が大きくあると思います。

 

生まれつき猫っ毛の人がハゲる直接の原因ではないようです。

 

あれ?なんか最近髪にボリュームがない?

気付いたら分け目が広がり細くなってきた!?

 

など元々猫っ毛ではなかった方はなんらかの原因で細くなってきているので、ケアが必要だと思いますね(^_^)

猫っ毛の原因と対策

加齢、遺伝、ストレスなど様々な原因で髪の成長サイクルのバランスが崩れると短い毛やまだ弱く成長しきってない状態で髪が抜け落ちてしまい、そのサイクルのまま進行していくと髪がどんどん軟毛になり地肌が目立つようになってきます。

早い人で20代から進行していくので、髪が細くなったと思ったら悩まず対策しましょう。

 

壮年性脱毛

まさに男性に多い原因の代表格です。睾丸からはるばるやってきた男性ホルモン「テストストロン」が毛乳頭に運ばれるとその付近皮脂腺などにある5αリダクターゼという酵素の影響によってDHT(ジヒドロテストステロン)に変化し、髪のサイクルを乱し、成長を止めてしまいます。

この5αリダクターゼの量は遺伝により違いがあるようで、多く分泌されるとDHTが増え徐々に猫っ毛になり、そして薄毛になっていきますΣ(゜Д゜)

薄毛が進行してくると後頭部・側頭部と前頭部・頭頂部で髪質に差が出てきたりします。

これはまた、厄介なことに5αリダクターゼは前頭部・頭頂部のみに存在しているからだということです(--)たまりませんよね…。

およそ髪の全体の20%が猫っ毛だと壮年性脱毛が表れているということです。

(先天的な猫っ毛であってもその症状が現れれば脱毛症となります)

予防対策

これはもうはっきり言って酵素5αリダクターゼを抑制し、DHTを極力作りださないこと!という他ないと思います。

現在それが出来るとされるのがプロペシアなどに含まれるフィナステリドという成分です。

医学的に唯一脱毛症に認められているのがこのプロペシアです。

「効果がなかった」

「副作用がでた」

などの情報もありますが、確かに完全に髪の毛が無くなり、肌のようになっていると毛母細胞が無い状態なので、それが復活するのはまず厳しいと思います。

そうではなく、「うっすら」とか産毛がある状態ならば個人的には、飲んでおく方が無難だと思います。

現状進行していなくても予防で飲んでいる方もいます。

5αリダクターゼを抑制を抑えることがまずは大事だと考えるからです。

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粃糖性脱毛症(ひこうせいだつもうしょう)

フケが発生し、それが毛穴などを塞いでしまい、血行が悪くなることで髪が正常に作られなくなるのが原因。

 

脂漏性脱毛症(しろうせいだつもうしょう)

皮脂が過剰に分泌されることで頭皮が塞がれて正常に髪が発育されず猫っ毛のような軟毛化、抜け毛の原因となります。

また、フケや皮脂が通常より多くなると細菌なども発生し、かゆみや炎症などを起こしたりします。

 

 予防改善

これらの改善方法は頭皮を健康な状態に戻すことが最善です。

まず皮脂が多いということは過剰に生成されているということです。

そもそも頭皮は皮脂や汗などを作り、膜を張ることで汚れや紫外線、細菌など外の刺激から保護する役割を持っています。

 

これがなくなると、先ほどの例のように髪がしっかりと育たなくなってしまいます。

改善策としては頭を洗いすぎない事、刺激の少ない頭皮に合うシャンプーで健康に保つことです。

 

シャンプーについての記事はこちらです→http://01jun.net/softhair/nekokke-mens-shampoo/

 

頭皮を保護する皮脂は約24時間かけて生成されます。

1日2回以上シャンプーで洗ってしまうと皮脂が適正量作られる洗い流してしまうので、不足した分を補わなくてはなりません。

その結果、必要以上に皮脂を生成してしまうため、余分に作られてしまうのです。

理屈はダイエットのリバウンドのような原理でしょうか(₋_^)頭皮が脂っぽくなるのもこれが原因の一つです。

 

また、皮脂が不足すると乾燥してしまい外からの刺激から守れず、頭皮がさらされてしまいます。

夏場など汗がどうしても気になる場合は、ぬるま湯で軽く洗い流す程度にとどめておきたいところです^^;

その他の脱毛症

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その他脱毛症にはストレスによる原因もいくつかあります。

自律神経が緊張し、その状態が頻繁に続くと血管が収縮し、場合により血流が悪くなり抜け毛の原因になります。

過剰なストレスで円形脱毛症や睡眠中に無意識で髪を引き抜いてしまったり、特に女性はストレスからの髪の悩みは多いようですね。

 

この場合の改善策というのは難しくストレスの根本の原因を解決するしかないと思います。

ストレスを減らし、自己の治癒力で回復するのが最善ではないでしょうか?

日常の置かれている状況、住む環境を思い切って変えてみるなど無理に執着せず生活自体を変えていけるのであれば頭皮だけでなく、人生にとっても必要かもしれないですね^^

ストレスは抜け毛の天敵!ストレスを減らす改善策とは?

髪を育てるゴールデンタイム

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 仕事によっては残業や夜勤など難しいところではありますが、髪の作られる時間帯は22:00~2:00が最も活発です。

出来ることなら早寝早起きで体に健康な習慣が望ましいです。

 

髪を育てる食生活

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日本の食文化が欧米化してきたことで、女性のみならず日本人の薄毛率は上昇しアジアの中ではもっとも多いようです。

因みに1位はチェコでビールの消費量が世界1位、主食は肉類が多いようです。

そのような統計もあるようにやはり食生活の改善は髪の健康を保つ上で重要だといえるでしょう。

 

 頭皮にいい食べ物といえば、まずあげられるのが大豆、納豆、豆腐でしょう。

髪の毛はタンパク質で作られているので、それらはタンパク質を補うことが出来ます。

特に大豆は女性ホルモンである「エストロゲン」の成分と同様のイソフラボンが含まれておりジヒドロテストステロンを抑制する働きがあると言われています。

 

また、唐辛子などに含まれる「カプサイシン」は発毛を促す効果があると言われており、育毛剤などによく使われています。

発毛に特に欠かせないのは亜鉛です。

亜鉛は髪の成分ケラチン(タンパク質)の生成を促す大事な役割を担っています。

亜鉛は頭皮だけでなく、傷を治したり疲れた体をサポートする役割があります。

例えばストレスなどで亜鉛が不足すると十分にいき届かなくなり、猫っ毛が進行してきます。

 

亜鉛は体内で作られることはなく食物から摂取するしかありません。一日に必要な摂取量は9~1㎎と言われ牛肉やレバー、牡蠣や海藻類に含まれますが十分補うのは難しいためサプリなどを服用するのがオススメです。

 

ビタミンB2、B6は新陳代謝を促し、皮脂やフケなどを抑制する働きがあります。

ビタミンAも細胞分裂を促進し、頭皮の健康を保ちます。

ビタミンEは毛細血管を正常に保つので育毛剤をより効果的にします。

ビタミンCはコラーゲンを生成し、髪を保護するキューティクルに必要な成分です。

これらは肉類、魚介類、野菜などに含まれているので、重要なのは偏った食生活をせずバランスの取れた食生活が健康や頭皮に一番効果的だということです。

肉類も当然タンパク質やビタミンを摂取できる食物で体を丈夫にするには重要な食べ物です。

暴飲暴食は控え、生活環境を整えてハリやコシのある丈夫な髪を育てましょう(^○^)/

 

◆アルコールの摂取◆

髪が弱まる、抜け毛の原因としてアルコールの摂取も話題になります。

実際はアルコールではなくその飲み方が間接的に影響を及ぼすというのはあるかもしれません。

 

アルコールは肝臓で分解されますが、分解する酵素に働きを促す亜鉛やアミノ酸が消費されます。

亜鉛は上記で記載した通り毛髪の細胞分裂や代謝に大事な役割がありますし、アミノ酸はそもそも髪の成分であるたんぱく質の元です。

アルコールを摂取し過ぎて肝臓での分解作業に消費されると生命維持としては優先順位の低い髪の毛の生成は後回しにされてしまいます。

 

また、時間も程々にしないと髪が作られるゴールデンタイムの影響します。

そしてアルコールは糖分です。糖分の過剰摂取は脂肪を余分に作り脂っぽい体質になります。

また、アルコールを好む人は食事はあまり取らない方も多いですがカロリーを抑えるという点ではいいことですが栄養不足という点ではよくありません。

その生活を毎日続けてしまうと髪だけでなく、当然体自体によくありません。

 

間接的とは言いながらこれだけ上げると物凄く影響があるようですけどね^^;

人間として楽しく人生を過ごすためにアルコールは欠かせないもの事実です♪

先ほどの暴飲暴食ではありませんが、適度に楽しむことを心がけましょう!

髪の毛も人生にはとても大事なものですから☆

◆たばこの摂取◆

肝臓といえば、たばこに含まれるアセトアルデヒドという物質は意外にも肝臓で分解されます。

さらに喫煙によってビタミンCそれにビタミンB、Eなども消費されます。

どれも髪の毛に重要な役割を担ってくれる物質です。ニコチンは肺への悪影響はもちろんですし血管が収縮し頭皮の血行にも影響します。

 

とはいえ自分が専門外来にそのことを聞いたとき極端に言われるほどの影響はないとの話で、自分の髪の毛が改善した時も実際喫煙は続けておりました(苦笑)

 

なのでアルコールのように程々でしたら影響は少なくとも吸い過ぎには注意というところだと思います。

しかし体への影響は間違いないので、なるべくなら控えた方が体と髪の毛のためではないでしょうか。

まとめ

実際悩みが深刻になり色々検索すると、ネット上では本当に様々な情報があり原因に対して全く真逆な解答があったります。

本当に賛否両論です。それは個人差も当然あると思いますし、それを試した方がどれだけの期間でその効果を見切ったのかも分からないので、当人以外の判断は難しいと思います。

さらに薬や育毛剤などは調べるだけでキリがないのに自分に効果が出てくるか実感するのはいつのことやらです。

仮に効果が本当にある改善方法でも1~2か月で効果を実感する人もいれば、半年~1年かかることもあるのです。

現在悩まれているのであれば、まずは自分の状態を知る意味で、AGA外来など専門の先生に聞くのが一番いいと思います。

 

ですが、ここでも中には商売を少なからず意識していたり、先生によっても判断が異なる場合も実際あります!

こんな話をすると尚更打つ手が何にもなくなりそうですが(^^;

 

僕の場合は、いきなりプロペシアに行ったんですけどね!それでパニックになるという……。

その内容はこちらです→薄毛の対策してますか?脱毛の兆候とは?

 

個人的には何件か回りそれぞれ情報を聞いたりするのもいいかもしれません。

最終的には自分の判断で治療または改善を行っていかなければななりません。

不安は大変なものだと思います。

この内容が少しでもお役に立てたなら幸いです^^

日頃の生活改善も続けて行くこともとても重要です。

面倒くさいし、大変ですが髪は命です(^^)

意識から改善していきましょう!

ありがとうございました。

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