年を追うごとに髪質が変わってきた!
細くなった…
くせ毛になった…
そんな弱った髪の毛を改善するにはまずは食事が基本です。
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自分は元々髪の毛が細くサラサラな髪質でした。
10代20代前半頃は、「サラサラでキレイな髪質ですね〜」なんて言われた事も一回くらいはありましたが、年を重ねる度に髪の毛は細くなり、後頭部の髪の毛と比べると太さはその半分!
さらには3分の1程度の髪の毛もちらほら。
せめて若い頃の髪質に戻りたい!
そんな同じような悩みを抱えてる人はいませんか?
髪質はどうして変わるのか。
まずはその原因とはなんなのでしょうか?

髪の毛の太さ
髪の毛の太さには個人差があり大体0.06〜0.12㎜です。
日本人の平均は0.08㎜ほどで、欧米人に比べると太いようです。
そして0.06㎜以下の髪の毛を軟毛(猫っ毛)というようです。
日本人は太い方とはいえ、もちろん細い人はいる訳で、人によっては2倍ほどの違いがある訳です。
髪の毛の量
髪の毛が生えている本数にも差はあるようです。
大体6万本から13万本くらい。
日本人の平均は10万本と言われています。
髪が太くて量が多い人と髪が細く量が少ない人では見た目のボリュームは相当変わるでしょうね。
髪質は変わるのか?
髪質というのは、持って生まれたもの。
太さやくせ毛は親の髪質が遺伝します。
赤ちゃんの頃は産毛の場合がほとんどですが、ある程度の年になると産毛からコシとハリが出た太い髪になり、それ以降変わりません。(細くはなりますけど…)
ですので、いくら髪の毛を太くしたくても元々の太さ以上にはなりません。
くせ毛に関しても髪の毛の内部、髪の毛の約80%を占めるコルテックスが均等かどうかによって直毛かくせ毛かが決まっています。
また、髪の毛が毛根部から毛穴に向かう通り道が垂直ではなく、曲がっているとその形状のまま生えてきてしまう訳です。
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髪のサイクルが乱れると髪が細くなる!
元々細くてサラサラという人が、太くてボサボサした髪質にするというのは難しい。
エクステを付けてみたり、ボリュームを持たせるヘアセットをしてみたりと工夫が必要かもしれませんね。
ただ、髪が細いから少ないからと言って薄毛になるという訳ではありません。
それは単にそういう髪質なだけですから。
問題なのは、ある程度の年齢になり元の髪の毛よりも細くなってきた場合。
遺伝におけるAGAやストレス、食事のバランスや生活習慣など原因は様々ですが、毛周期という髪のサイクルが乱れる事で、髪の成長不足により細く弱い髪の毛になっていく訳です。
そんな状態がさらに進行すれば、毛母細胞の活動も止まりやがて髪の毛が生えてこなくなってしまいます。
髪質は食事で改善できる?

髪のサイクルが乱れてくると、髪の毛にコシやハリがなくなり、細く柔らかい髪質になってしまいます。
とはいえ、元の健康的だった髪の毛の太さに改善することは可能です。
まずは食事の中から髪の毛に働く成分の摂取を意識してみましょう(^^)
◆亜鉛[1日の摂取目安は男性9~12㎎/女性7~10㎎/上限30㎎]
亜鉛はミネラルの1つ。
髪の毛の成分であるタンパク質やDNAの合成、髪の毛を作る組織の細胞分裂、さらにはDHTを抑制する働きもあるという、髪の毛を育てる上でとても重要な成分です。
亜鉛を多く含む食材といえば牡蠣や牛肉類、レバー、煮干し、アーモンドなどナッツなど。
◆イソフラボン[1日の摂取目安75㎎/上限150㎎]
大豆類に含まれているイソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと同様の効果があると言われています。
髪の生成に働き、髪のサイクル(成長期)を伸ばしたり、髪の毛にツヤを与えます。
イソフラボンもDHTの抑制に効果があるようです。
納豆(1パック)約60㎎、豆腐(1パック半)約50㎎、豆乳は(無調整50~70㎎)、(調整40~60㎎)、豆乳飲料(20~30㎎)とピンキリです。
◆ゴマ[大さじ1~2杯:8~10㎎]
ゴマは脂質50%、たんぱく質20%、その他ビタミンやミネラルを含む栄養価の高い食べ物です。
ゴマの成分として代表的なものが「ゴマリグナン」という成分です。
ゴマリグナンには活性酸素を抑える効果があります。
細胞の老化、シワやシミの原因といわれる活性酸素は、細胞膜に取り付いて細胞の活動を弱らせてしまいます。
当然毛母細胞や毛根部の細胞に取り付いてしまうと髪も弱く細くなってしまいます。
◆緑茶や紅茶
緑茶や紅茶はDHTを抑制する効果があります。
とはいえ、緑茶はテストステロンまで抑えてしまうので、紅茶がオススメです。
大豆製品と紅茶は相性が良く抜け毛の原因DHTの抑制に効果的です。
ソイラテやシフォンケーキなどは組み合わせ的にありですね。
◆ビタミン類
ビタミンは髪の毛を太くする上で重要です。
ビタミンAは細胞分裂の促進。
ビタミンB群はたんぱく質の合成や新陳代謝の促進で皮脂やフケを抑える効果があります。
特にビタミンB6は、亜鉛との相性もいいので髪の毛を太くする上でも取り入れていきたいですね。
ビタミンCには抗酸化作用があり、コラーゲンの生成にも必要で髪に潤いを与えます。
ビタミンDは細胞の活性化。
ビタミンEは血管の拡張作用や抗酸素効果があります。血管は髪の毛に栄養を送る上でもっとも重要です。
ビタミンはほとんどの食べ物に含まれていますので普通に食事をしていれば摂取量が不足する事はないかと思いますが。
特に多いのは、赤みの肉類やレバー、うなぎ、さつまいも、パスタ、バターやマーガリンなどの乳製品などがあります。
終わりに…
髪の毛は遺伝で受け継がれたもの。
元々の自分の髪の毛以上に太く硬くなるという事はありません。
しかし、年を重ねていけば細胞の活動は衰えますし、様々な原因により細く柔らかくなってしまいます。
特に自分は細くて柔らかい髪質ですが、髪の毛が衰えてさらに細くなった時は、頭に髪の毛が生えているのか疑ってしまうほど重さを感じなくなってました。
なんとか改善した今は、細い!髪型が決まらない!なんて贅沢な悩みは無くなりました笑
生まれ持った髪質を維持する事が一番大切だと感じています。
毎日の食事を意識して取り入れ改善しましょう。
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