髪の毛がまとまらない!
変な風にうねってうまくヘアセット出来ない!
実は、くせ毛くせ毛と悩んでいる割に、約4割の人が特に何もしていないという事実があります。
自宅でもひと手間してあげる事で髪質を和らげてあげる事が出来るかもしれん(^^)
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まずはくせ毛の特徴についてご紹介致します!
くせ毛にも種類がある
くせ毛と言っても色々あります。

http://akihirookada.com/hair/1418
波状毛
まさに波を打ったようにうねった髪質であちらこちらに広がりやすい。
捻転毛
一見伸びている感がありますが、螺旋状にねじれた髪質。
光が当たると陰影ができ、くせが見えやすくなる。
連球毛
太い部分と細い部分があり凹凸のあるでゴアゴア感のある髪質。
縮毛
日本人には少ないのかもしれません。
ちりちりして伸びた部分はほとんどなく縮れた髪質です。
日本人は直毛が多いと言われていますが、実際には部分的にくせ毛という人も含め70〜80%がくせ毛を持っているようです。
何故くせ毛になる?

<くせ毛になる主な原因は2つ>
●毛根部の通りが歪んでいるため
くせ毛になる原因としては、毛根部から毛穴に向かう通りが垂直ではなく歪んでいるため。
毛根部にある髪の毛は柔らかく、毛根部の通りが曲がっているとその状態のまま伸びていきます。
●髪の内部が不均等なため

髪の毛は外側からキューティクル、コルテックス、メデュラという3構造になっています。
内部にあるコルテックスは髪の毛の約80%を占めており、太さや硬さや色、そしてくせ毛に影響しています。
コルテックスには水分を含みやすいオルトコルテックスと含みにくいパラコルテックスがあり、その配列が偏っていると歪な形になってしまいます。

髪の毛の断面を見ると分かる通り直毛はコルテックスが均等でまん丸です。
それに比べてくせ毛の髪の毛はコルテックスの配列が不均等で楕円の形になっています。
毛根部が弱ると髪質が変わる
くせ毛は遺伝によるものです。
両親、そのどちらかがくせ毛あるいわその家系にいる場合、あなたもその髪質を受け継ぐ可能性があります。
ただ、それだけではありません。
薄毛の症状が起きるように、体内の変化によってもくせ毛になってしまう事があるんです。
加齢により徐々に体内の活動が衰えてくれば髪の毛を作る活動ももちろん弱まってしまいます。
ピンっと伸びていた髪の毛もコシやハリがなくなり、ヘナヘナとした髪質にヘナヘナと変わってしまいます。
それだけではなく、パーマやカラーリングなど直接的なダメージはもちろん、ストレスやホルモンバランス、食事など生活習慣によっても髪の毛の育ち方に影響を与えてしまいます。
特に連球毛など、凹凸があるなどは髪の毛の栄養バランスが不足しているのかもしれません。
髪の毛の状態が根本の形によって確認出来る事もあります。
他の記事でも紹介してますが、健康的な髪の毛を生やす事がまずは第一です(^^)
ストレスを軽減し、しっかり睡眠をとり、バランスの取れた食生活を送ることが大切です。
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くせ毛を改善するにはパーマしかないの?
根本的に、本来持っているくせ毛を変えるのは無理だと思います。
つむじがある様に、毛穴の通りを垂直に改善するなんて不可能ですからね。
であれば、
毛幹部(毛穴から出た部分)の髪の毛をどうにか真っ直ぐにするしかありません。
まっさきに浮かぶのが、ストレートパーマや縮毛矯正。
髪の毛の結合を外し、引き伸ばした状態で再度結合する事でストレートになります。
科学的に修正すれば最も効果は高いと言えますが、デメリットもあります。
パーマは人により掛かりにくい髪質もあるので、思ったほどストレートじゃなかったり、部分的だったり、また効いている期間も個人差があります。
縮毛矯正はキマればのぺ〜っとするほど真っ直ぐになります。
不自然に真っ直ぐ過ぎるのもまた悩ましい結果になる場合も…。
いずれにしても、やっぱり生えてくる髪の毛はくせ毛なので数ヶ月後には掛け直さなければなりません。
そして、何より髪の毛が受けるダメージはかなりのものです。
見た目は真っ直ぐで艶やかに映るかもしれませんが、200度ほどの高温を何時間も当てる訳ですから何でもない事はありません。
髪の毛だけでなく、大事な頭皮だって少なからず液や熱に影響を受けている訳です。
伸ばしている間、何度も繰り返していると限界になり切れ毛も出てきます。
ダメージを受けた髪の毛は元に戻る事はないので切るしかありません。
その都度掛かる2万〜3万の費用と、髪の毛が受けるダメージは少なくないですね。
自宅で簡単にくせ毛の改善

費用をかけて修正するのも1つですが、まずは自宅で簡単に改善するのはどうでしょうか?
髪の毛はタンパク質が主成分で、アミノ酸が連なった4つの結合(水素結合、イオン結合、シスチン結合、ペプチド結合)によって保たれています。
中でも水素結合は、髪の毛が濡れる事で結合が切れ、乾くと再結合する特徴があります。
うちの奥さんは朝、ライオンのたてがみ状態になって起きてきます∑(゚Д゚)
適当にドライヤーして、ほとんど濡れた状態で寝てしまうんです。
寝ている間にクシャクシャになった髪の毛が乾くと、そのまま結合されライオン状態になるという訳です(^^;)
何度も言ってるのですけど…もう習慣になっちゃってるんですね。
髪の毛のくせや広がりを抑えるために、髪を洗った後は伸ばしながらしっかり乾かす。
そうする事で、朝のスタイリングの時間も変わってきます。
さらにはイオン結合。
熱で切れて冷えると再結合される特徴があります。
髪の毛は5.5phの弱酸性が安定している状態です。
通常のシャンプーはアルカリ性で、髪の毛を洗うと切れてしまいます。
しばらくして弱酸性に戻ると再度結合します。
乾けば元に戻る訳ですが、弱酸性のシャンプーであれば酸性を保ってくれるので切れにくくなります。
弱酸性シャンプーは刺激も少なく頭皮にも優しいので、弱酸性シャンプーを試してみてもいいかもしれませんね。
くせ毛にはトリートメントもオススメ
トリートメントは、髪の内部コルテックスに浸透し、髪の補修やパサつきを抑える効果があります。
髪の毛にコシや艶を保つために、しっかりトリートメント効果を与えてたいですね。
特に洗い流さないトリートメントは、くせ毛やダメージヘアの改善に作られたトリートメントなのでオススメです。

<トリートメントの手順>
①ドライヤーの前に付ける
ダメージヘアでなくとも熱は髪の毛を傷めやすいので、ドライヤーを使う前に使いましょう。
タオルで水分を拭き取った後に付けます。
②毛先から馴染ませる
トリートメントに馴染ませてから、毛先→内側→表面と全体に付けていきましょう。
あまり付けすぎるとベタつきますので、最初は少量くらいで薄く試してみましょう。
③ドライヤーは根本から
頭皮が濡れていては雑菌が繁殖しやすいですし、キューティクルを引き締めるためにも根本から毛先にかけて乾かしていきます。
指やクシで伸ばしながらかけていくと、くせも収まりやすいです。
ドライヤーは20㎝は離さないと熱を当て過ぎてしまうので注意して下さい。
④最後は冷風で
ある程度乾いたと思ったら最後は冷風に切り替えましょう。
熱を持ったままでは髪の結合が離れた状態ですし、キューティクルが開いているので、ダメージも受けやすいので、最後は冷風で結合とキューティクルを引き締めましょう。
こちらはくせ毛を抑えるスプレータイプのスタイリング剤です。

雨の日でも髪がふやけないなど、評価も高い商品です。
これなら持ち歩きにもいいですし、吹き掛けるだけなので簡単ですね。
いつでもくせ毛を抑えたいという方にはオススメです。
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