抜け毛の多さは季節によって変化する。季節の変わり目に年齢や体調の変化も影響して抜け毛が増える事もあります。今回は季節に影響する抜け毛について紹介します。
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【季節の変わり目は自然脱毛の多い時期】
「抜け毛の秋!」とは良く言いますが、温かい季節を迎える春も抜け毛が多くなる時期でもあります。髪のサイクルや季節の変わり目には誰にでも起こるのが自然脱毛です。
動物にも毛が生え変わる毛周期があり季節によって生え替わる時期があります。これを換毛(かんもう)といいますが、寒い冬に備えるために秋ごろになると抜け毛が多くなり、密度の濃い絵に生え替わります。逆に春ごろは厚い夏に備え密度の少ない毛に生え替わる時期です。
ですが、動物でも換毛期には違いがありますし、同種でも換毛期のズレや抜け毛の量など個体差があります。
人間にも毛周期があり髪の毛が生え替わります。動物ほど毛の量で体温調節するわけではありませんが、冬や夏に備えて髪の毛が生え替わるようです。
【髪の毛のサイクルによって常に髪は抜け落ちる】
人間の場合、髪の毛のサイクルは常に活動していて1日の中でも50~100本くらいは抜け毛があります。100本の髪の毛を束ねてみるとけっこう多い(゜゜;)!と感じる量ですが、これもまたごく自然な現象です。
男性と女性でも髪のサイクルは少し違いがあります。
◆髪のサイクル◆
成長期(数年)
髪が成長過程にあり毛母細胞も活発な時期(男性では3~5年、女性では4~6年と成長していきます。)
退行期(2週間)
髪の寿命が近づき毛母細胞の活動も徐々に衰えていく時期
休止期(3ヶ月)
髪の細胞分裂も止まり抜け落ちるまで活動が停止している状態
発生期
休止期の間に新しい髪を生やす準備をしている状態
因みに健康的な髪の毛では全体で、成長期が約80~90%、退行期が約1~2%、残りが休止期の割合だそうです(^^)
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【季節の変わり目と自律神経の影響】
季節の変わり目に起きる抜け毛は自律神経が大きく関わっているようです。
自律神経は神像や内臓を動かしたり、くしゃみやあくび、汗をかいたり、体温の調節など自分の無意識で様々な活動をする神経器官です。
◆自律神経に関係した抜け毛3つの原因◆
<気温の変化>
季節の変わり目となる秋頃や春先は気温の変化が激しいです。いつもこの時期は、気持ちが上がらず体調も崩しやすいし、花粉は出るし僕は本当に苦手です(+д+;)
1日の中でも朝晩と日中では温度差があります。コートを着ようか迷ったり、服を着込んだり脱いだりと余計な悩みが増えますね…。
動物の換毛と同じように日照時間や気温の変化を感じて自律神経が反応し、髪を生え替えるため抜け毛が多くなります。
<環境の変化>
春先は新しい環境に移り変わるのがもっとも多い時期ですよね。学生や社会人として新たな環境に引っ越しや配属。
住み慣れない場所や人間関係など慣れない雰囲気に気も疲れストレスが溜まります。新しい環境にチャレンジするのは期待に溢れますが、それでも適応するまでには時間が掛かるものです。5月病というのもあるくらいですからね…(^^;)
ストレスを受けると自律神経が反応して血管が収縮します。血液は髪の毛に栄養分を送る大切な役割があります。血行が悪くなると髪に影響を受けます。
ストレスに関してはこちら→ストレスは抜け毛の天敵!ストレスを減らす改善策とは?
また、一人暮らしなどが始まると外食も増えたり、偏った食生活を送りがちです。髪の毛を育てるには三大栄養素、さらにビタミンやミネラルが必須です。バランスの取れた食生活が大事です。
食生活に関してはこちら→抜け毛の改善には食事や生活習慣から!
<ダメージの蓄積>
猛暑の季節が終わりこれから寒い冬に向けて気温が変化し、抜け毛が多くなる秋。
秋にはさらに夏に髪や頭皮に受けたダメージが蓄積し、そのダメージや疲労の影響が出てきます。
紫外線が強く夏バテや不規則な生活になりがちな夏♪
紫外線は髪のメラニン色素を破壊する外敵です。皮膚を炎症させ、内部まで浸透し細胞を破壊します。
海や山などレジャーに関してもっとも、はしゃぎやすい時期ですので飲んだり食べたりつい暴飲暴食になりがちです。それに加え連日の猛暑で疲労やストレスも相当堪えます。
それらの影響が髪に出やすいのが秋頃のようです。
【抜け毛が多い季節は春と秋だけではない!】
季節の変わり目が抜け毛の多い時期。というのはご紹介してきた通りですが、実は夏や冬においても抜け毛につながる原因はあります。
<冬の起こりやすい抜け毛>
冬は空気が冷たく乾燥しているので、頭皮が乾燥しやすく、血流が悪くなりがちです。頭皮が乾燥するとフケが出やすくなったり頭皮を保護するために皮脂が過剰に分泌されたりします。それらが毛穴を詰まらせたり雑菌が繁殖し炎症の原因になり髪の毛の育つ環境を阻害されます。
<夏に起こりやすい抜け毛>
夏場のダメージは秋頃に出やすいと説明しましたが、夏の時期に全く影響が出ないとも言えません。
夏は汗腺や皮脂腺の活動が活発で汗や皮脂が大量に出ます。さらに夏場はカビなどの菌も繁殖しやすい時期なので雑菌や汚れが髪や頭皮に付着します。
それらが固まると毛穴を塞ぐことになり、髪の成長を阻害してしまいます。
かといってシャンプーなど洗浄剤を何度も使うのも頭皮に良くはないので、さっとゆすぐ程度でもだいぶ違うと思います。
【まとめ】
今回は抜け毛の多い季節の関係について紹介させて頂きました。季節の変わり目だけでなく、それぞれの時期には抜け毛が増える要因があります。
問題は、自然脱毛で起きた抜け毛が一時的なものなので時間が経てばふつーに生えてきますが、それ以外での影響で抜け毛が起きる場合です。
ストレスを受けても受け流せる環境や偏った食事ではなくバランスのとれた食事など健康的に送ることが抜け毛を抑える上で大事だと思います^^
お役に立ちましたでしょうか?その他抜け毛の原因や改善などは他のブログでも紹介しています(^^)
宜しくお願い致しますm(__)m最後までありがとうございました。
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