季節によって抜け毛が増えると言いますが、特に秋は抜け毛の時期とよく言われますね。あなたの髪は大丈夫ですか?
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連日の日射しと猛暑!
汗は止まらないし、夜は寝れないし(⁻ε⁻;)
おまけに仕事は捗らないし、やる気は出ないし。…って思わず愚痴が(苦笑)
いつだって「いや~っ待ってました!」と毎年夏を歓迎してましたけど、30も半ばを過ぎてから全くテンションが上がらず。
今では夏といえば愚痴の様なイメージになってしまいました。
これが衰えるという事なんでしょうか…(悲)。
そんな夏もようやく終わり、肌寒い日もちらほら。
6時にはもう外は暗くなり、そろそろ上着を羽織ろうかという季節。
ふと気づくと、
なんか抜け毛が増えてない?
一般的にも「抜け毛の秋」とは聞いたりしますけど、そういわれる原因とは何でしょう?
抜け毛対策、夏にしておくべき習慣とは?
抜け毛の原因。季節により生え変わる?
【換毛期が起こる理由】
羊や犬などの動物は季節により毛が生え変わりますよね。
これを換毛期というのですが、気温の変化により起こるようです。
寒い冬から暑い夏に向けて、暑い夏から寒い冬に向けて自律神経が反応して、アンダーコートが生えたり抜けたりと体温調節をする訳です。
人間も生物であり動物です。
人間にも換毛期があり、季節の変わり目に抜け毛が多くなると言われていますけど…。
体毛が増えたり減ったりする感じは個人的にはあまりしませんし、髪の毛だけが抜け落ちるというのもおかしな話。
季節や気温の変化がない動物は換毛期がないようです。
そういう意味では、住んでいる地域によって人間も換毛期のある人といない人が存在するという事になりますよね。
引っ越したらどうなるんだろう(苦笑)?
実際には人間の換毛期ははっきりとしていないようですね。
【毛周期による抜け毛のサイクル】

そもそも人間は年中、というより毎日毛が生え変わっています。
これは毛周期という毛のサイクルで、全身の毛穴は500万個あり、目に見える部分では約140万本ほど生えています。
特に髪の毛の毛周期は非常に長く、男性では3~5年、女性では4~6年ほど成長します。
髪の毛は通常約10万本生えており、1日に100ほど抜け落ちる訳です。
この範囲内での抜け毛は何の問題もなく、普通に起こる事です。
何気なく、シャンプー時にふと目をやると抜け毛なんか多くない!?
というのも、たまたま目に付いたのかもしれません(^^;)
気になるようならちょっと面倒ですが、シャンプー時や目覚めの枕元など本数を確認してみるのも髪を思うなら大事かもしれませんね。
ホントに抜けるという時は尋常じゃありませんから(怖)
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秋の抜け毛は夏のせい?
秋の季節、やっぱり抜け毛増えてるよこれっ!
と感じたらこんな原因かもしれません。
夏のダメージの蓄積!
●頭皮に受けたダメージ
●胃腸が受けたダメージ
●ストレスからのダメージ
<頭皮に受けたダメージ>
夏は紫外線が強く、頭上から髪や頭皮に容赦なく降り注ぎます。
紫外線は皮膚の下、真皮層にも達し、赤く腫れたり水ぶくれなど炎症を起こします。
そうなると細菌も繁殖するは、膿は溜まるわ毛穴も塞いで髪が育ちにくい環境になってしまいます。
髪を守るキューティクルも剥がれ易くなり、水分が抜けてパサパサに。
さらに紫外線は活性酸素を発生させます。
美肌の天敵となる活性酸素が余分に増えると細胞膜に取り付き、酸化させて老化を進めてしまいます。
それが髪を作る毛母細胞だったら、確実に髪の成長に影響が起きますね。
ただでさえ、夏は常に汗が止まらないし、皮脂も分泌されギトギト。頭皮の環境は最悪です。
髪や頭皮が濡れた状態はキューティクルが開いてますし、細菌も湧きやすいのでこまめにタオルで拭くのがいいです。
一度頭皮に優しいシャンプーに変えてみたり、頭皮環境を整える事が乗り切る秘訣です。
<胃腸が受けたダメージ>
夏はとにかく暑い!
という訳で、今夜もキンキンに冷えたビール!
たまんないですよね~^^!
暑さダルさを吹き飛ばすようにジャンジャンいっちゃいます!
…ですが、これが後からボディブローのように効いてくるんです。
アルコールは胃で20%、小腸で80%吸収され、肝臓で分解されます。
食欲の出ない場合、食前に軽く飲む分には遺産の分泌を促して食欲が出てくるのですが、飲み過ぎると胃粘膜が荒れて炎症を起こしてしまいます。
まぁ、飲み過ぎが良くないことはどなたでも知っていることですけども。
アルコールの分解には髪の毛に必要なアミノ酸やビタミンが消費されます。
特に分解に重要な働きする亜鉛はたんぱく質の合成や細胞分裂に働く髪に欠かせない成分です。
髪の毛に必要な栄養素は、もちろん胃腸から吸収された成分から行き渡るので、過剰なアルコール摂取は頭皮にも影響を与えます。
また、アルコールだけと言わず冷た~い飲み物や食べ物も胃腸の温度が下がり活動機能が低下してしまいます。
暑いからといって冷たい物をガバガバ飲むと胃腸の働きが弱り、それを回復させるためにエネルギーを優先され髪の毛に栄養が行き渡らなくなるのです。
まずは生命維持ありき、余った分が髪の毛です。
大切な髪の毛のために、
出来れば「生一つ!」で我慢。
氷は入れず、なるべく常温に近い飲み物を飲む。
冷たい物を食べた後は、お茶など温かい揉みものを一杯飲むと胃腸の働きを和らげてくれます。
<ストレスからのダメージ>
ストレスはそもそも生命を脅かすような状況に対し、反応するものです。
そんな環境は普通に生活してれば起こる事はないですが…。
それでも全くストレスを感じない日なんてほとんど無いですよね。
ストレスには自律神経が反応します。
意識して体を動かす、考える、などとは別に自律神経は臓器の働きや分泌物の調整、体温調節など無意識での体内活動をコントロールしています。
暑い!寒い!と感じる事もストレスの一つな訳です。
夏の猛暑に体温調節は大変です。
体温を維持するため毛穴を開き、汗や皮脂が分泌されます。
そこにいきなり温度が低い場所に行くと今度は毛穴を閉じ、熱を逃がさないように調節します。
寝苦しい夜はストレスを感じ、睡眠不足にもなってしまいます。
その上で、大なり小なり仕事や家庭でのストレスを受けたりする訳ですから(苦笑)。
そんな毎日を2ヵ月も繰り返していればダメージは当然蓄積しますよ。
ストレスは体を緊張させます。
ミスったり、焦ったり、イライラしたりビックリしたり。
そうなると体が硬直して顔が赤くなったり、いや~な汗を搔いたりしますよね?
緊張すれば、血管内皮が働き血管を収縮させてしまいます。
血流が悪くなれば髪に栄養分が回りません。
また、毛穴が開けば汗腺から汗が吹き出し、皮脂も発生します。
寝不足は髪を育てる時間(22時~2時)を逃し、イライラするわ次の日辛いわ。
また、ストレスの分解には亜鉛が消費されます。
上記にあるように亜鉛は髪を作るのに大事な成分です。
亜鉛の1日の摂取量は男性で9~12㎎です。
牡蠣やナッツ類には多く含まれていますが、サプリから摂取するのが効率的かな~と思います^^
いずれも抜け毛につながる要因です。
ストレスを和らげるには、運動や散歩など気晴らしが大切です。
特に幸せホルモンと言われるセロトニンは体をリラックスさせる成分です。
セロトニンは午前中が分泌率が高いので、その時間にリフレッシュすると効果的です。
たまにはダラダラ過ごしたり、趣味に没頭するなど、一度オンオフを切り替えることがストレスを和らげます。
まとめ
外的な刺激を受けた頭皮のダメージ
冷たい物から受けた胃腸のダメージ
温度調節から受けたストレスのダメージ
季節の変わり目、秋口に抜け毛が増えたのは夏の猛暑で受けたダメージが蓄積し、表面化したという要因があるかもしれません。
換毛期であるならば、冬はモサモサになって欲しいものですが(^^)
ただこれらの原因から起こる抜け毛は、意識していれば比較的改善はしやすいと思います。
とはいえ、抜けた髪は休止期という毛母細胞の活動が停止して抜けたものなので、明日からまたすぐ生えてくるという訳ではないです。
少なくとも3ヵ月、伸びて分かるようになるまではそれ以上様子見が必要です。
それはどんなケースの抜け毛でも同じです。
一番やっかいなのはストレスで、深みにハマると鬱になって簡単には抜け出せなくなります。
体内に溜め込んだものはいずれ体外に出さなければなりません。
何事もなく発散できればいいですが、変に爆発してしまっては取り返しがつかない事もあるかもしれません!
抜け毛に悩んでいては、さらに抜け毛が増えるかもしれませんし。
まじめで責任感が強い事は素晴らしい事ですが、必ず報われるという訳ではないのがこの社会の悲しいところです。
むしろ損になることもあるんですから(T_T)!
たまには仕事や家庭なんて放ったらかして、パァ~っと発散してみるのも自分自身が潰れないためには大切なことです。
って僕のこの発言が無責任だったりして(笑)
最後までありがとうございました。
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