抜け毛の状態に注意!切れ毛になる原因とは?

髪が切れ毛になってしまったり、髪の根元が切れたような状態になっている抜け毛は注意です!

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【切れ毛の原因とは?】

切れ毛画像

引用元:http://matome.naver.jp/odai/2143022690242177601

切れ毛とは伸びている髪の毛が途中で切れてしまう症状です。当たり前ですけど…(^^;)

その原因はもちろん、髪の内部がボロボロになって弱っているからです。

 切れ毛になる原因としては主に

・パーマやブリーチのダメージ

・紫外線のダメージ

・ホルモンバランスの乱れ

・ストレスからのダメージ

などがあります。

◆パーマやブリーチのダメージ◆

髪の毛にはペプチド、イオン、シスチン、水素の4つの結合があります。

パーマは、アルカリよって変化を起こすイオン結合、還元剤によって変化するシスチン結合、水に濡らすことで変化する水素結合がパーマ液によって変化し自由に髪型を固定しています。この3つの結合部をパーマ1液の還元剤で切断し、伸ばしたり巻いたりと自由な形にして2液の酸化剤で再結合させます。

また髪の毛の構造は3層になっていて、髪を保護するキューティクル、髪の太さや形や色を形成するコルテックス、主に空洞部分で役割は不明な点があるメデュラとなっています。

ブリーチはそのコルテックスにあるメラニン色素を過酸化水素水という成分で分解することで髪の色を脱色させます。

パーマやブリーチはキューティクルを開かせ髪の毛の内部まで浸透し変化させるので、髪へのダメージはかなり大きいです。

何度も繰り返していると負担が掛かっている部分からプツプツ切れていきます。軽く引っ張っても抵抗もなくプツっと取れてしまう感じです。

キューティクルがボロボロになり剥がれてくると髪の水分や栄養分が流れてしまい髪が乾燥してパサパサになります。

切れ毛が多くなってしまうと補修は難しいのである程度短く切ってしまうしかないようです。

出来ればパーマとヘアカラーを同時に行う事は避けた方が無難です(^^;)

◆紫外線のダメージ◆

 6月から9月頃までが強く受けやすい時期です。紫外線を受け続けると髪の毛はキューティクルを傷め内部までダメージを受けます。

パーマやブリーチなどと同じく髪の水分や栄養分が流れ出て髪の毛が乾燥してしまいます。また、メラニン色素にも浸透して脱色する事があります。

紫外線にはUV‐A、UV‐B、UV-Cの3種類があります。

UV-CやUV-Bは地表に到達する前にオゾン層によって吸収されますが、一部のUV-Bは地表に到達し皮膚が炎症したり火傷やシミなど表皮に影響を及ぼします。

UV-Aはじわじわとダメージを受けて表皮の下の真皮層にも到達して細胞を破壊し、しわやたるみなど老化の原因にもなりかねません。

膿やプールに入れば水素結合の影響でキューティクルが開きやすくなります。その状態で長時間、髪や頭皮がさらされると危険です。

保湿効果やUV予防のヘアケアをしっかり行いましょう(^^)

◆ホルモンバランスの乱れ◆

年齢を重ねていくと男性の場合、男性ホルモンのテストステロンが減少しそれを補うためジヒドロテストステロンが増え毛乳頭内にあるホルモン受容体と結合して髪のサイクルが乱れてしまいます。俗にいう男性型脱毛症(AGA)ですが、最近では女性にも同様の症状が起きる傾向があるようです。女性の場合は女性男性型脱毛症(FAGA)というようです。

特に女性の場合、更年期に近づくと女性ホルモンであるエストロゲンが極端に減少します。そうなると女性の体内で生成している男性ホルモンの比率が多くなりますし、エストロゲンは髪の生成を促す重要なホルモンなので髪が弱まり抜け毛、または切れ毛になる場合があります。

また、妊娠後は女性ホルモンの活動により髪の毛寿命が伸びますが、出産後はその活動もおさまり今まで自然脱毛が起きなかった髪の毛が一気に抜け落ちる場合があります。それを分娩後脱毛といいますが、髪の毛が弱まるので切れ毛が多く出ることがあります。数か月すれば髪のサイクルが正常に戻ります。

 男性に起きるAGAにはプロペシアが効果的です。テストステロンの減少には筋トレや運動で増えるようです。女性はプロペシアの服用は出来ないので、FAGAには女性用リバースレディなどの服用が効果的です。女性ホルモンのエストロゲン減少には同様の効果が見込まれるイソフラボンが効果的です。豆腐や納豆や豆乳など大豆製品に含まれています。男性にもイソフラボンは効果的です(^^)

◆ストレスのダメージ◆

 最近は女性の髪が弱り、抜け毛や薄毛の悩みが増えてきているようです。

そこには男性と同様に働く女性が増えてきたことで仕事のトラブルや職場での人間関係からくるストレスが影響しているかもしれません。

ストレスを受けると自律神経である交感神経が反応して体が緊張します。血管が収縮して血流が悪くなると髪に栄養が届かなくなります。

また、ストレスは活性酸素を発生させ細胞を酸化して活動を弱らせてしまいます。

極度にストレスを溜め込んでいる場合、無意識に髪をかきむしったり引きちぎることもあるようです。切れ毛という意味ではこれは極端な例ですが(^^;)

自分でも気づかないうちにストレスが溜まり、いつどんな症状が起きるかわかりません。

ストレスについてはこちら→ストレスは抜け毛の天敵!ストレスを減らす改善策とは?

散歩や運動、趣味など心身のリフレッシュが大事です。特に日中に行うと「癒しを促すセロトニン」が分泌されやすくなります♪

どうしても仕事や職場が辛い場合はいっそ辞めて環境を変えるのも必要かもしれません。自分はその経験がありましたので(苦笑)

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【髪の根元がギザギザ!切れ毛や抜け毛に注意】

毛根鞘の原因

引用元:http://hair-mind.co.jp/beginner/

抜け毛の形からも髪の毛の状態をチェックすることが出来ます。抜けた髪の根元に白い塊がついている事がありませんか?

これは毛根鞘(もうこんしょう)といって頭皮から出ている毛幹部分と頭皮から下の毛根部分を接着しているものです。

健康な毛根鞘はマッチ棒のように丸い楕円形になっていますが、それいがいの形をしていると髪を作る働きが乱れている状態です。

毛根鞘についてはこちら→抜け毛が細い!毛根の状態や皮脂の影響とは?

ところが根元がギザギザに断裂している状態は注意が必要です!

そのような毛根鞘は瀰漫脱毛症、円形脱毛症に多くみられるようです。

<瀰漫脱毛症(びまんだつもうしょう)>

女性の薄毛

瀰漫脱毛症は女性に多い脱毛症です。びまんとは「全体的に広がる」という意味です。

上記でも紹介した女性男性型脱毛症(FAGA)と男性のAGAと区別されているように女性の場合は全体的に髪が細くなるのが特徴です。

少なくなったとしても毛穴から数本生えている内の本数が減る程度で男性のように前頭部や頭頂部の髪が全てなくなるというわけではありません。

【切れ毛の原因】で紹介した原因によって髪が弱り、抜け毛や切れ毛などの症状につながる恐れがあります。

<円形脱毛症>

円形脱毛症の種類

10円玉ハゲといわれるように突発的に髪が抜ける症状です。

良く円形脱毛症はストレスが原因といわれますが、遺伝やホルモンバランス、アレルギーなどの原因もあるようです。しかし、その事実は実際のところ解明されているわけではなく、直接的な原因としては自己免疫疾患のようです。

自己免疫疾患とは体内に外部から侵入したウイルスや菌を白血球などが排除する働きなわけですが、なぜか体内の必要な組織まで攻撃してしまう症状です。白血球の一つであるリンパ球が健康な毛根部分を攻撃し髪を弱らせ抜け毛が起こるようです。

円形脱毛症は特殊な脱毛症で、ひどい症状になると頭皮全体、または全身の体毛にまで影響を受ける怖い症状で、回復までに何年もかかることがあるようです。

 これも特効薬のようなものはなく、外部から局所治療だったり内服薬であったり様々な治療法で地道に改善させていくようです。

円形脱毛症が出来た場合、ひとまず髪の毛で隠して様子をみる人もいるようですが、治療の遅れは改善機関に影響しますので、早急に専門の先生に相談しましょう。

 【まとめ】

今回は切れ毛、抜け毛の断裂など切れ関係の原因をまとめてみました。自分には起きない。起きたことがない、と思っていると近いうちに今まで蓄積されたものが説く全出てきてしまうかもしれませんΣ(oд0)!!

日頃の生活やヘアケアを怠らず気を付けましょう!ご覧いただき、ありがとうございましたm(__)m!

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