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ブリーチやヘアカラーなどの毛染め!抜け毛や切れ毛になる理由とは?
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最近はおしゃれな髪型や色んなカラーに髪を染めている若者さんたちが増えたように思います^^
僕が若かりし20年くらい前は毛染めといっても茶髪や金髪とかがほとんどで、それでも白い目で見られることもありましたけども(^^;)
最近では白い髪が目立つこの頃……。たまにはちょっと染めてみようかな~?とか、したらどんなカラーにしようかな~なんて思ってみたりもしますが(苦笑)
その反面、髪をいじめてしまったらダメージを受けて取り返しのつかないことになりかねない!と、そんな浮かれた気持ちは掻き消されます(‐о‐;)
【脱色と染色の仕組み】

引用元:http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/q24.html
1液と2液の混合液を髪に塗布することで、髪の内部に浸透し染料を発色させて好みの色を出します。
<1液は酸化染料とアルカリ剤>
<2液は酸化剤(過酸化水素)>
アルカリ剤でキューティクルを開くことで混合液が内部に浸透。
アルカリ剤が過酸化水素を分解すると酸素が発生する。これによりメラニン色素を分解する。
さらに発生した酸素と酸化重合することで染料が発色し髪の色を染める。
髪を明るく鮮やかに染めるにはアクリル剤の強さ、酸化染料の濃度、酸化剤の濃度が重要です。
しかし、この濃度が高いと髪にかかる負担が大きくダメージを受けてしまいます。
【毛染めで使う成分は抜け毛の原因!?】
鮮やかな髪の色に染まるヘアカラー。そのためにはまずキューティクルを開き、髪の内部のメラニン色素を破壊してから染めていきます。
<ヘアカラーなどに使用する成分といえば>
・アルカリ剤
・酸化染料
・過酸化水素
が主な成分です。
毛染めで使うこれらの成分は頭皮に悪影響を与える要素があります。
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◆アルカリ剤◆
髪を保護するキューティクルを開きます。キューティクルが開いた状態は髪の毛同士の摩擦でもダメージを受けやすく、また髪の内部から水分やアミノ酸などが放出されます。シャンプーや洗浄剤などに使われる成分はアルカリ性のものが多く脂汚れを落とす効果があります。
とはいえ、刺激が強いアルカリ成分は頭皮の肌荒れや炎症を起こす原因にもなりますので、頭皮の弱い方は注意が必要です。
◆酸化染料◆
酸化染料といえばジアミンという染料が一般的で髪を鮮やかに染めるには欠かせません。ですが、ジアミンはアレルギーを起こす人体に害のある成分とされています。
これも頭皮のかぶれや炎症。そしてひどい場合にはアナフィラキシーショックなどのアレルギー症状を引き起こし呼吸困難や意識障害などの恐れもあるという成分です。
◆過酸化水素◆
髪の内部に浸透しメラニンを分解し発生した酸素で染料を発色する役割があります。過酸化水素は濃度が高ければかなり危険な成分で、皮膚に触れると白く変色することもあります。5~6%(1ℓ中)の低濃度であれば刺激は少ないようですが頭皮に触れればヒリヒリしたり弱い人はかぶれることもあります。また、活性酸素も発生させるので髪の毛にとってはやはり良くない成分といえます。
【メラニンが減ると抜け毛が増える?】
日本人は髪が黒くメラニン色素が多く含まれています。メラニンは紫外線から髪や頭皮を守る役割があるので、メラニンを分解することはその役割を十分に果たせなくなります。紫外線を浴びると炎症や火傷などの原因になります。夏は海水浴で浮かれるシーズンです♪しかし、海水はアルカリ性なので頭皮が濡れるとキューティクルが開き、さらにダメージを受けやすいので注意しましょう!ヘアカラーやブリーチなど毛染めした髪での海水浴は想像しただけで怖い……(^^;)
そして紫外線は活性酸素を発生させる原因になります。活性酸素が体内に多く発生すると細胞膜に取り付き酸化させ細胞の活動を低下させます。肌のシワやたるみはこの活性酸素の影響は大きく、細胞を老化させてしまうのです。もちろん毛母細胞など髪を作る細胞も影響を受けると抜け毛につながる場合があります。
活性酸素に関してはこちらでも紹介しています→
【毛染めで髪が受ける影響】

引用元:http://matome.naver.jp/odai/2143022690242177601
髪の内部を変化させることで色を人工的に染めるのがヘアカラーです。特に明るく鮮やかに色を出すには内部のメラニン色素を分解し、脱色する必要があります。
それを繰り返していくと、キューティクルが剥がれ落ち、水分や髪の成分であるたんぱく質が放出されサラサラだった髪がはっきりと痛んでくるのがわかります。
パサパサになり、引っ張るとゴム状に伸びたり髪の結合が保てなくなり切れ毛になることがあります。
キューティクルが剥がれてしまうと外部からの刺激はまともに受けますし、指通りが悪いと髪が引っかかって頭皮を引っ張って抜けてしまったりとさらに痛むことになります。
ヘアカラーに使われる成分は体内で分解されにくく蓄積されていくようです。そのため一度の毛染めではアレルギー反応が出にくくとも何度も行っているうちに突然アレルギーの症状を引き起こす可能性もあります。
髪の色が変わると気分や性格も変わって気分転換やイメージチェンジにはとてもいいですが、その反面髪や体に悪影響を与える成分でもあるので、注意しましょう。
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