仕事帰りにアルコールを流し込む…。
たまりませんよね~♪
「これを楽しみに働いているんだ!」って人も多いんじゃないでしょうか?
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いくらお酒が大好きだと言っても、毎日好きなだけ飲んでいては、気分は良くても体に良くないのは当たり前です。
アルコールを取り過ぎてしまうと、なんと!抜け毛の原因にもなるようですから!!
快楽を得るには、リスクはつきものという訳ですね(^^;)
良薬・毒薬・抜け毛薬となる、なんとも不思議なアルコール。
そんなアルコールのもたらす効果についてご紹介致します。
アルコールの役割と効用

アルコールがどうだとか語る必要もない話ですが(^^;)
めでたい時。
何かを達成した時。
互いが打ち解ける時。
疲れた時。
落ち込んだ時。
寝れない時。
忘れたい!
気分を上げたい!
楽しくなりたい!
個人的な感情や人間関係などを和らげたり活性させたりと、考えてみると不思議な飲み物ですよね(^_^)
アルコールは、思考や記憶、理性をコントロールする大脳皮質の働きを緩和させる事で、感情を緩め性質というか本能が解放される状態になります。
ワインやビールなどの香りはリラックス効果ももたらします。
胃の働き(蠕動ぜんどう運動)を活発にし、食欲を高めます。
そして、血行を促進し、血の流れを活発にします。体が温まったり、体が赤くなったりしますよね。
この効果に関しては、頭皮の血行にもいいかもしれません(^_^)
百薬の長と言われるお酒。
ある意味万能薬と言ってもいいかもしれませんね!
とはいえ、ご存知の様にアルコールは調子にノッてガブガブ飲んでいると毒となって体内を脅かします。
アルコールの害
百薬の長と言われるお酒ですが、毒となり体内に向けられると60以上もの症状を起こすとも言われています。
なんだ、百より少ないじゃん。
と、言いたいところですが、とんでもありません。
下手な飲み方をすれば命を落としてしまいますし、一生を悔やんで生きていく障害に見舞われてしまうかもしれませんからね。
実際に致死量と言われているアルコールの量は300gです。
血中のアルコール量が増えると、脳の中枢を麻痺させ、運動障害、意識障害、脱水症状などを起こし、さらには昏睡状態になり呼吸困難や心肺停止に至ります。
<多量飲酒を続けていると…>
胃潰瘍、膵臓炎、肝臓炎、大腸炎などの内臓器官の障害。
頭痛、めまい、ED、眼筋麻痺、言語障害、手足の麻痺などの神経障害。
高血圧、不整脈、動脈硬化などの循環器障害。
など全身に渡り体内に悪影響を起こしてしまいます。
そして危険なのはアルコール依存症。
アルコールが抜けるとまともな神経ではいられない状態です。
体内のあらゆる臓器や神経にアルコールの影響を受けているので、まともに生活するのも困難になってしまいます。
特に理性のタガが外れてますから、本能を抑える事が出来なくなります。
自分勝手で乱暴的、記憶も曖昧で人の話なんて聞く耳を持たなくなります。
家庭を壊し、仕事も辞めざるを得なくなり、犯罪を起こす可能性だってあります。
そうなればもはや破滅です。
体内に影響を受けるだけではなく、社会的に取り返しがつかなくなる。
神様にも神聖な飲み物として供えるものですから!
人が調子に乗って飲んでしまうとアルコールの影響は計り知れないという事なんでしょうか(^_^)
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アルコールの適応量と多量飲酒の目安
適量といえば個人差はありますが、平均的には1日20gといいます。
●ビールなら500ml缶1本 ●日本酒なら一合 ●ウィスキーならダブル1杯 ●ワインならグラス2杯 ●焼酎ならダブル2杯 |
高齢者や女性であれば、その半分といいます。
こんなんで足りる訳ないだろ!
と思う方はかなり多いでしょう。
こんなの乾杯の流れの最中です(*_*)
一昔前の新入社員だったら上司に怒られてしまうかもしれません(苦笑)
しかし、良薬と言える適量というのは、こんなもんなんです。
ホントに食事でたしなむ程度なんですね。
ですので、くれぐれもお酒を飲まないくらいで怒らないであげてください(^^;)
<これ以上は注意したい多量飲酒の量は>
◆ビールなら500ml 3本 ◆日本酒なら3合 ◆ウィスキーなら3杯 ◆ワインならグラス6杯 ◆焼酎なら3杯 |
てところです。
アルコールを飲んでいてると、徐々に体が慣れて来て今までの量では酔えなくなってきます。
気分良くなりたいがために、摂取量が増えていく訳です。
そうなればアルコールも薬物と同じです。
くれぐれも、ほどほどに楽しむ様にしましょうね。
お年頃の悩み、AGAの原因

男性型脱毛症、いわゆるAGAは毛周期を乱す症状です。
髪の毛には成長する期間と休んでいる期間があります。
AGAが発症すると、成長する活動期間が短くなります。
毛母細胞の活動が衰えていくので、徐々に髪が細くなり、短くなり、最後には生えなくなってしまいます!
その原因と言われているのがジヒドロテストステロン(DHT)。
男性ホルモンであるテストステロンが、5αリダクターゼという酵素と結びつくと、DHTに変化します。
このDHTが、毛根部にあるアンドロゲン受容体と結合する事で髪を作る活動を阻害してしまう訳です!
現状このAGAを改善するには、5αリダクターゼを抑制する事が効果的な手段と言われています。
AGAとしっかり対策すればほぼ改善します(^_^)
諦めないでしっかり向き合いましょう。
アルコールが抜け毛の原因に!?

30代40代ともなれば、仕事やプライベートでもお酒の付き合いは当然多くもなります。
個人的にも好みや飲み方も分かってきて、アルコールは人生に欠かせない、ある意味パートナーかもしれません(^^)
しかし、注意は必要です。
そんな年頃の悩みといえば、抜け毛ではないでしょうか?
毎日ワイワイ楽しい!と飲んでいると、その代償に抜け毛の原因になっているかもしれないのです!
<アルコールが抜け毛の原因になる主な理由>
■亜鉛の消費
■アミノ酸の消費
■DHTの促進
主な理由としてはこの辺り。
アルコールは胃や小腸で吸収され、体内をめぐって肝臓で代謝されます。
その間は他の臓器の働きよりも優先して活動しています。
肝臓では、アルコールを分解するアルコール脱水素酵素(ADH)や、それによって分解されたアセトアルデヒドをアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)によって、酢酸や二酸化炭素や水など無害な成分に分解されます。
<亜鉛の消費>
亜鉛が不足すると抜け毛の原因になる!
というのは良く聞く話です。
亜鉛は、体内の様々な働きに必要で、生命活動に欠かせないミネラルの1つです。
アルコールの分解過程に働く酵素を助けるのは亜鉛です。
亜鉛が無ければ、その酵素が活動出来ないほど重要な成分です。
そんな亜鉛ですが、タンパク質の合成や細胞分裂など髪の毛を作る働きにも大きく関わっています。
ただでさえ、摂取するのも難しい亜鉛が不足してしまうと、髪の毛を作る働きが十分に出来なくなるという事です。
<アミノ酸の消費>
アミノ酸は髪の毛の主成分であるタンパク質(ケラチン)になります。
特に多いのがシスチンで髪の毛に含まれる割合としては、17〜18%です。
髪のハリやコシにはシスチンは欠かせません。
アルコールの分解時には、アミノ酸であるシステインがその働きをサポートします。
システインが酸化し、結合するとシスチンになります。
アルコールの分解に忙しくなると髪の毛の成分も不足するという事ですね。
<DHTの促進>
アルコールの分解過程でアセトアルデヒドという成分があります。
自然界でも有害とされ、大気汚染物質と言われています。
アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の分解量にも限度がありますので、分解しきれないアセトアルデヒドは血液を循環し、体内に様々な症状を引き起こす原因となる訳です。
吐き気や頭痛、二日酔い。
臓器障害や発ガン性も高く主に食道癌や大腸癌のリスクが高まるようです。
さらには、DNAやタンパク質結合しやすい性質もあります。
男性ホルモンはタンパク質で作られていますが、AGAの原因とされるジヒドロテストステロンを作り出してしまう事もあるようです。
アルコールは、髪の毛の成分・生成・そしてAGAに悪影響を与えてしまう、まさに「抜け毛薬」という性質もある訳です。
御神酒・良薬・毒薬・抜け毛薬と、本当に様々な顔を持っている不思議な飲み物ですね。
終わりに…
分かっちゃいるけどやめられない(^_-)
それがアルコールの魅力であり、怖さでもあります。
適量であれば心身に良薬ですが、適量を越えると有害なものになり、酷くなれば人生を狂わせてしまいます。
特にお酒の付き合いも多い働き盛りの30代40代。
家庭も抱え、仕事の責任も増え、生活習慣も乱れやすいしストレスも溜まりますよね(^^;)
そこで、ついついお酒に手を伸ばしてしまいがちですが、抜け毛の悩みも加わってしまったらたまりません!
なるべく違った方法でリフレッシュ出来るようになりたいですね(^_^)
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