毛根が再生する期間は?食事から摂取する効果的な成分とは?

毛根が再生するまでの期間ってどのくらいでしょう?

抜け毛に効果的な食事とその成分を紹介します。

弱った毛根を復活させましょう!

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毛根が再生する期間って?

毛根再生アイキャッチ

短髪やロン毛、七三、中分け、オールバック。

頭皮から見えている毛髪の部分は「毛幹部」。

頭皮から下の見えない部分を「毛根部」といいます。

 

髪の毛だけではありませんが、全身の毛という毛には「毛周期」というサイクルがあります。

また、全ての毛がそのサイクルを合わせている訳ではありません。

 

例えば、髪の毛には髪の毛のサイクルがありますが、前頭部、頭頂部、後頭部、側頭部など周辺にある髪の毛それぞれ周期の時期が違います。

なのでひとまず毛根部分のサイクルが終わり、髪の毛が生え変わっても周りが生えているので抜け毛が目立たないのです。

髪の毛のサイクル

髪のサイクル

髪が生まれてから抜け落ちるまでには4つの期間があります。

●成長期(男性3~5年、女性4~6年)

毛母細胞など毛根部分が一番活発に活動している期間。

男性と女性で差があり、女性の方が成長期の期間が長いようです。

特に妊娠中の女性は成長期の時期が長く、出産後に急速に抜け落ちることがあります。

<全体の髪の毛の約90%の割合>

●退行期(約2週間)

成長期の活動も落ち着き徐々に毛母細胞の活動が弱まってくる期間。

<全体の髪の毛の約8~9%の割合>

●休止期(約3ヵ月)

毛母細胞の活動が完全に停止している期間。

伸びている髪の毛とも途切れ、抜け落ちやすい状態です。

<全体の髪の毛の約1~2%の割合>

●発毛期

休止期の時期から毛母細胞が活動を徐々に始め、新しい髪の毛を作りだす期間

 

という訳で、毛母細胞や毛根部の活動は数年続き、3ヵ月ほど活動を休めて再生するのです。

休止期の髪は頭皮から出た毛幹部と髪を作る毛球部が分断された状態です。

毛根部分は丸くなり髪を支える毛根鞘も弱まるので、いつでも抜けやすい状態で軽く引っ張るくらいでも抜け落ちます。

髪の毛は1日100本抜けるというのもその休止期から抜け落ちた髪の毛なのです。

 

いずれにしろ休止期が終わり新しい髪の毛に押し出されていき、1本の髪の毛が終わりを迎えるのです。

毛根が弱まると崩れる髪のサイクル

毛根は髪の毛を作る大事なところです。

この毛根部分が弱ってしまうと、当然髪を作り出す力も衰えて抜け毛や薄毛が進行してしまいます。

 

毛根が弱り、抜け毛が進行すると丈夫だった髪にコシやハリがなくなり細くなっていきます。

成長期の期間も2年、1年と徐々に短くなり十分に伸びきらずに休止期が訪れるようになります。

 

髪の毛全体の90%が成長期です。

全体の20%が軟毛化していると抜け毛が進行しているといえます。

と言っても把握するのは難しいですよね(^^;)

 

出来れば身近な人に確認してもらいたいところですが、明らかに薄い場合は別として細いかどうかなんて実際そこまで相手にしてくれる人は少ないと思います。

結局守るべきは自分です。

例え「平気だよ」、「変わってないよ」と言われても自分が気になるのであれば、早速抜け毛対策に取り組みましょう!

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髪の再生にも期間がある

<抜け毛の原因>

男性型脱毛症であるAGA。

これは主に男性ホルモンであるテストステロンが変化したジヒドロテストステロン(DHT)が原因です。

ジヒドロテストステロン(DHT)が毛根部にあるホルモン受容体と結合すると髪の生成を阻害するのです。

 

何故か?というのは生命維持のためともいわれていますが、具体的な原因は解明されていないようです。

ひとまずこのDHTの憤慨極まりない活動を抑制することが重要だという事です。

<AGAに効果のある成分>

ご存知の通り現在AGAに直接効果のある成分はプロペシアなどにあるフィナステリドです。

フィナステリドはDHTに変化する前の物質5αリダクターゼの活動を抑制する成分です。

 

男性ホルモンのテストステロンと5αリダクターゼという酵素が結びつくことでDHTに変化するので、そこを食い止めるという訳です。

 

とはいえ服用すればすぐに改善する訳ではありません。

新しい髪の毛がすぐに生えてきたり、弱った髪が太くなったりすることはありません。

 

まずは乱れ始めている髪が抜けて、毛根内が正常に活動するように整ってから徐々に改善していきます。

その期間もやはり抜け毛、薄毛の進行度によって違いがあります。

 

軽度であれば3~4ヵ月で実感しますが、半年~1年かかる場合もあります。

体に何かしら支障が出たなどは別にして、変化を感じずとも出来るだけ継続することをオススメします。

途中でやめてしまっては結局元に戻ってしまいます。

フィナステリドはまだ実際に抜け毛の進行が始まっていなくても服用すれば予防につながると専門外来の先生も服用しています。

 

まぁ、何にしても飲んだら飲み続けなければならないというところが悩ますところですが、もし今後薄毛になり治療するとなった場合、その費用はケタ違いに跳ね上がります。その上、もちろん継続費あるいはメンテナンス費もかかってきます。

呑み代を少し削る程度で髪が再生するのなら……試してみるのもいかがでしょうか(^^)

プロペシアで薄毛改善!ジェネリック薬?のフィンペシアはチョー格安

髪に有効な成分を食事で摂取

やはり髪の毛には普段の生活、特に毛母細胞に生き生きと活動してもらうためにバランスの取れた食事を心掛け栄養分を送り込みたいところです。

三大栄養素であるたんぱく質、炭水化物、脂質に加え、ミネラルやビタミン。

これらを欠かすことなくバランスよく食事を取るのが理想です。

 

その中でも髪の毛に有効な成分を含んでいるものをざっくりご紹介します(^^)

◆亜鉛 [1日の摂取目安は男性9~12㎎/女性7~10㎎/上限30㎎]

・約100種類以上の酵素をサポート

・髪の毛の成分であるたんぱく質やDNAの合成

・髪の毛の生成に働き細胞分裂や細胞の補修

・細胞を老化させる活性酸素を分解

・DHTを抑制する働きもあるとか…

海藻類、肉類、卵黄、乳製品などに含まれますが、1日分を取り入れるには中々難しい。

亜鉛を多く含む食材といえば牡蠣(5~6個)、煮干し(150g)、カシューナッツ(150g)ですが、それでもこれを毎日では大変。

髪の生成をサポートするためには十分確保しておきたいところ。

そのためにサプリを取り入れるのは効果的。カロリーの心配もありません。

 

ビタミンB6と合わせると効果アップ!

亜鉛と同様に酵素のサポート、免疫機能やたんぱく質の合成に働く。

1日の摂取量は1.4㎎で、体内でも生成され様々な食材にも含まれる。

豚ヒレ(100g)で1㎎、うなぎ(100g)で0.7㎎、バナナは1本0.4㎎。

 

◆イソフラボン[1日の摂取目安75㎎/上限150㎎]

女性ホルモンであるエストロゲンと同様の効果がある。

髪のサイクルを伸ばしたり、髪の毛の保護や潤いを与えたり髪の生成に効果的。

こちらもDHTの抑制効果もあるようです。

 

イソフラボンを多く含む食材は納豆(1パック)約60㎎、豆腐(1パック半)約50㎎、豆乳はピンキリで(無調整50~70㎎)、(調整40~60㎎)、豆乳飲料(20~30㎎)。

豆乳に関しては裏のラベルにイソフラボン量も記載してるのでご参考に。

 無調整豆乳ラベル

比較的普段の食事からも摂取しやすい成分。

過剰摂取は胃腸などに影響がでるため100㎎以上の摂取はなるべく控えましょう。

 

緑茶紅茶はDHTを抑制する効果があります。

しかし、緑茶は大事な男性ホルモンであるテストステロンまで抑えてしまうので、紅茶がオススメです。

紅茶と合わせて取り入れることで、抜け毛の原因DHTの抑制に効果的です。

紅茶と大豆製品といえばソイラテやシフォンケーキなどは組み合わせ的にありですね♪

 

こちらの記事もご参考に^^→DHTを抑制するならこのサプリで!エストロゲンの促進に効果がある成分

まとめ

という訳で毛根が再生する期間と抜け毛に効果的な食事や成分をざっくり紹介させて頂きました(^^)

抜け毛を改善し、健康的な毛根を再生させるには期間が必要です。

まだ兵器と自分が様子を見てしまうとその分改善までに時間が掛かってしまいます!

進行が軽いうちに早目の対策が大事です。

 

髪に良いとはいえ、食事も牡蠣や大豆ばっかり食べていても偏食になってしまいますね。

バランスの取れた食事と運動や睡眠。合わせて生活習慣を改善しバランスを整えるのが髪を育てる上で理想的です。

あくまで理想なんですけどね…(‐_^)

最後までありがとうございました!

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