最近ちょうど毛根について記事を書いていましたが、こんなケースは初めてです!
毛根から出た黒い液体とは?
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ヒゲを剃ったと思ったら喉の方にヒョロッと1本剃り残しが。
出先だったし、ちょっと濃くて目立ったんで、引っこ抜いてみたら
なんか根元が黒くて水っぽい感じ!!
さらに抜いたところを見てみると黒い液体が出てました!
黒い液体といっても水に濁った程度でほんのちょっと滲んでるだけですけど、さすがに気になる!
そんなこんなで少し調べてみました。
黒い液体はなんなのか!?
謎の黒い液体について調べてみた結果、どうもはっきりしないし的を得ないというのが率直なところでした(‐_-;)
毛根じゃないのか?毛乳頭じゃないのか?
とか毛母細胞じゃないかとか…。
実際僕のように黒い液体が出た人はいるようですが、原因にこれだ!
と納得するまでには至らずです。
毛根なのは確かにそうだと思います。
ヒゲに関わらず全身の毛は皮膚から出ている部分を「毛幹部」といい、皮膚から下の部分を「毛根部」というからです。
毛細血管から栄養分を毛乳頭が吸収し、そして毛乳頭から毛母細胞に送られ活発な細胞分裂が行われます。
毛は毛母細胞から分裂し、それが徐々に押し上げられ角化(皮膚の硬化)して作られていきます。
そ~ゆ~意味ではヒゲやその毛根部分も毛母細胞といえますね(-_^)
う~ん、ちょっと結論がはっきりし辛いのですが、毛母細胞の分裂直後は角化しておらず柔らかい状態です。
また、色素幹細胞からヒゲの色素は送られているので、すでに作られた直後でも黒い色に染まっています。
<結論>
●引っこ抜いた時に角化していない深い部分まで抜けてしまった!(その場合、水分も含まれていた。)
●汗腺から同時に汗がにじんだ。(この場合も角化されていない黒く柔らかい部分が抜けたのは同じです。)
あまりないケースだとは思いますが、今回僕のヒゲから出た黒い液体はそのような事が原因なのではないかな?と推測しました(^^;)
毛を作り出す元の毛母細胞や毛乳頭まで抜けてなければ、またそのうちヒョロッと伸びてくるのかな?と思いますが。
中にはヒゲや体毛を抜いたとき、血管のような細い糸が出てきた例もあるようです。
あ~恐ろしい!!!
いずれにしろ、いくら煩わしくてもむやみに体毛を抜くというのはオススメ出来ない行為ですね。
髪の毛だったら自殺もんです!!
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毛根鞘なら分かるけど

体毛を引っ張ると根元に透明な塊が付いていることがあります。
通常の良くあるケースの場合、毛と一緒に付いてくるのはこの透明な塊です。
これは毛根鞘(もうこんしょう)といって、髪が抜けないように支える役割があるものです。
毛母細胞や毛乳頭を包む毛球部分と角化して毛幹部に伸びている毛を接着しているのです。
この毛根鞘は、体毛の活動が活発な成長期は結合力が強く、体毛の活動が弱まる休止期には結合力が弱くなります。
なので、自然に抜けた毛にはわずかに付いていたり、付いてなかったりします。
毛の外側をウロコのように重なっているキューティクルに毛根鞘は釣り針の返しのように噛み合っています。
そのため成長期の毛を引っこ抜いたり、不可抗力でドアに挟んだり、ガムテープが引っ付いてブチッと抜けた毛には毛根鞘も一緒に抜ける事がある訳です。
毛根鞘が付いてきても、普通は黒い液体が出る手前で抜けるので毛の新しい生成にはあまり影響がありません。
毛母細胞が残っている限り、ヒゲや髪の毛や体毛は新たに作り出されます。
とはいえ万が一、何が一緒に抜け出てくるか怖くて分からないので、やっぱりむやみに抜くのだけはオススメしません!
髪の毛、ヒゲやムダ毛。それぞれにはそれぞれの適切な対応を行いましょう♪
まとめ
今回は自身のヒゲから出た黒い液体について書かせて頂きました。
最大の失敗なのは毛根の記事を書いておきながら、出先で焦ってその決定的瞬間をカメラに収めてないことです(泣)
大変申し訳ございませんm(__)m
まぁそんなもの見せてもむしろ見苦しいかもしれませんが(^^;)
毛根鞘に関してはこちらでも紹介してますので是非→毛根ってなに?透明でゼリー状の塊とは?
という訳で、毛根鞘が抜けても問題はあまりないですがむやみに引っ張ることはおやめましょう。
最後までありがとうございました!
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