髪が細くなってきた!
髪にボリュームがない!
年齢とともに元気がなくなってきた髪の毛。
放っておいたらさらに細くなり、やがて生えなくなってしまうかも!

今からでも遅くはない!
というか今だからこそ、頭皮ケアを改善しましょう。
髪を太くする市販のシャンプーはあるのか?
オススメの育毛シャンプーをご紹介致します。
目次
髪が細いと気づいたら早めの対策を行いましょう。
髪の毛は1日50〜100本抜けるといいます。
髪の毛の量が多い人はさらに抜けているでしょう。
これは誰でも自然で当たり前のことです。
体の毛には毛周期というサイクルがあり、1本の毛がず〜っと伸び続ける訳ではありません。
生え始めた毛が成長した後、徐々に活動が弱まり最後には停止します。
新たな毛が作られると今ある髪の毛が抜け落ちるという訳です。

髪の毛は毛周期の期間がもっとも長く、男性では3〜5年、女性では4〜6年と言われています。生える部分によって期間も違うようです。
年齢を重ねることにより、体の活動は衰えて代謝や免疫力が低下して病気になったり、回復も遅くなったり、肥満気味になったりと誰もが老化していく訳で、髪の毛を作る活動も例外ではありません。
薄毛治療を行う専門家も、「年をとれば額が後退したり髪が細くなるというのは誰でも起こること」とおっしゃっていますし、まだ見た目フサフサな状態でも日頃から予防をしていると言う先生もいました。
髪が細くなった
ボリュームがなくなった
と心配になる多くの要素は遺伝ではないでしょうか?
父親やその家系、また母親の家系に薄毛の人がいると将来自分もハゲるんじゃないかと不安にかられます。
いや、あまり気にしてはいなかったという人がいたとしても、頭の片隅には不安を持っているのではないでしょうか?
髪の毛を作る活動が弱まると、毛周期の成長期間が2年1年と徐々に短くなり、やがて髪の毛の生成をやめてしまうというのが要因です。
遺伝は確かに薄毛になる可能性が高く、何の治療もせず乗り切るというのは、確率に掛けるか生活習慣からすべてを改善し努力を注ぐ必要があります。
薄毛の人が家系にいるなら、その人が何歳くらいで薄毛になったのかを把握しておくことは一つの目安となります。
その年を自分が迎える前に対策しておくことは重要だと思います。
刺激が強いシャンプーと髪を太くするシャンプーとは?
30半ばを過ぎてから、私自身も髪が細くなり分け目が広がったと不安にかられ治療院に相談に行きましたが、今のところは問題ないですよと言われました。

もしかすると、現段階では過剰に気にしすぎているということも考えられます。
本格的な薄毛治療とはいかないまでも、予防対策でまずは様子をみてもいいかもしれません。
例えば毎日の頭皮ケアといえば、シャンプーです。
今は単に汚れを落とすだけではなく、髪の毛を育てる成分の入ったシャンプーに関心が高くなってきています。
血行促進、老化防止、細胞の活性化の効果を配合したシャンプーでまずは改善に取り組んでみましょう。
店頭で販売されている市販シャンプーにも沢山のシャンプーがありますが、できれば注意したいポイントがあります。
それは洗浄成分です!
汚れがしっかり落ちればスッキリして爽快感がありますが、その刺激によっては頭皮を傷めることもあるようです。
かゆみやあかみ、湿疹など頭皮環境が悪化するとかえって髪を作る土台が荒れてしまいます。
割とアレルギー体質でもある私は市販にある某爽快シャンプーを使ってひたすらかゆみを感じたこともあります。
髪を育てる育毛シャンプーを選ぶ際には注意しましょう。
ラウレス硫酸Naやラウリル硫酸Naは特に刺激が強いと言われていますので、ラベルを確認してみるのもいいでしょう。

薬事法で化粧品とされているシャンプーの通常ラベルには成分の多い順に並んでいますが、医薬部外品のシャンプーには表記の順番に規定はないケースもあるようです。
「おっ、ないじゃん」と思っていると下記の方に記載されていることもあります。
さらに紛らわしくポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウムと別名で記載されていたりしますが、これも要するにラウレス硫酸Naです。
頭皮に優しいシャンプーの洗浄成分といえば、アミノ酸系洗浄成分です。
人体を構成するアミノ酸は18種類ありますが、それを元に界面活性剤として作られているのがアミノ酸系洗浄成分と言われています。
髪の毛は主にケラチンというタンパク質が原料となっていますが、タンパク質はアミノ酸の複合体ですので、そもそも髪の毛と相性がいいのは頷けます。
アミノ酸系洗浄成分のシャンプーは市販であるのか?
抜け毛に関する記事を多く書いてきた身として、店頭で市販されているシャンプーを見かけるとつい目がいってしまうという習性ができてしまいました(苦笑)
CMや雑誌に宣伝されている有名シャンプーはもちろん気になりますが、結果的にほとんどと言っていいほど刺激の強い高級アルコール、いわゆる硫酸系の洗浄成分が使われているようです。
アミノ酸系シャンプーといいながら、ベースにはラウレス硫酸が含まれているなど目がありません。
そんな中で市販でも、成分が良さそうなシャンプーをご紹介いたします。
【ナチュヴィアスカルプシャンプー】

<販売価格>1934円
<詰替え用>1420円
<内容量>500ml(詰め替え用は400ml)約2~3ヶ月分)
アミノ酸系洗浄成分配合
10種類の植物成分と天然成分4種類配合
アミノ酸系洗浄成分であるラウロイルメチルアラニン、ラウロイルサルコシンNaとコカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタインの両性系洗浄成分がベース。
頭皮に優しいとされるアミノ酸系洗浄成分ですが、やや洗浄力が高めの成分に加えて泡立ちのあるベタイン系成分を使用。
ラウロイルサルコシンNaは殺菌効果がある。
血行促進に効くチンピエキスや抗炎症、抗酸化作用、収れん作用の効果があるシャクヤク根エキス、細胞活性化やコラーゲンの生成をサポートするクララエキスなど頭皮環境を整える柑橘系や植物系成分10種類と天然エキス4種類を配合。
けっこうなメントールのスーっとした匂いが漂います。
泡立ちはそこそこですが髪や頭皮には十分絡まり汚れを落とす。
洗い上がりはよくサッパリした清涼感があります。ふきあげの髪の立ち上がりもそこそこ。
ラウロイルサルコシンNaは洗浄力がそこそこ強く全体的にはアミノ酸シャンプーというには少し弱いイメージがあり、市販のシャンプーとしては比較的マイルドな仕上がりですが育毛成分としては物足りなさも感じます。
価格としては通常の市販シャンプーからすると高めに感じますが育毛シャンプーの中では手頃な価格。サンドラックでは1~2回分のサンプル用が100円で販売されているので、まずはお試しあれ。
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【ウーマシャンプープレミアム】

<販売価格>4320円
<定期価格>3460円
<内容量>300ml(約2ヶ月分)
累計販売数50万本以上
楽天部門で6冠受賞
その他多数の受賞を受けている言わずと知れたウーマシャンプー。
商品名にも書かれたメインの馬油にはオイレン酸が含まれており浸透力が高く、潤いを与えます。
フコイダンを含む海藻エキスは髪の生成に期待され、加水分解ケラチンは髪のボリュームと補修に働き、アミノ酸BC AAは毛穴を引き締める収れん作用、医薬部外品としてフケやかゆみを抑える抗炎症作用を持つ有効成分グリチルリチン酸など5種類のこだわり成分配合。
その他25種類の植物エキスを配合しており、結構促進、抗炎症、抗酸化、殺菌、収れん作用など頭皮環境を整える成分が豊富です。
アミノ酸系洗浄成分はココイルアラニンTEA、ココイルグルタミン酸TEA、ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルアアニンNと4つの成分を配合しています。
メインの洗浄成分としてオレフィン(C14-16)スルホン酸Naとコカミドプロピルベタインがベース。
オレフィン系は天然成分から生成され累計としながらも洗浄力が高く刺激は強い。
アミノ酸成分は洗浄力と起泡性に弱い分、洗浄力の強いオレフィンを加えたイメージ。
数々の賞を受賞しているウーマシャンプー。
正直ドラックストアに市販としておかれていたのに個人的に驚きました。
手に取った泡立ちはそれほどではないものの、髪に絡みつくような濃厚な洗い心地でさっぱりした洗い上がり。
皮脂が気になるオイリー体質の方にはいいかもしれません。
無香料なので、頭皮をいたわる上では必要はありませんが、無機質な臭いよりシャンプーとして、いい匂いはテンションあがるんですけどね。
ネットから購入すれば30日間の返金保証があり、定期購入も可能で値段も少し安くなるのでオススメです。
【UL・OS(ウルオス)】

<販売価格>
500ml 約2592円
300ml 約1458円
<詰替え用>
420ml 約1940円
アミノ酸成分のラウロイルアスパラギン酸Naにラウリン酸アミドプロピルベタインの両性洗浄成分に加えて、テトラデセンスルホン酸Na液という洗浄成分はオレフィン(c14-16)スルホン酸の別名。
洗浄力や泡立ちをオレフィンで補う形。
医薬部外品が入っているので成分量は不明。
有効成分はフケ防止や抗菌・殺菌作用のあるシメン-5-オールと抗炎症・抗アレルギー作用のあるグリチルリチン酸2Kが配合。
スーっと感じるメントールの匂いがあり、一回分の量ではそこまで泡立ちは感じません。
POEヤシ油脂肪酸グリセリル、アクリルアミド共重合体液、塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース、クエン酸などがトリートメントの役割を果たし、髪を柔軟にします。
髪立ちなどボリューム感よりも、まとまりがありしっとりした洗い上がりでメントールのさっぱりした爽快感のあるイメージです。
育毛成分はあまり含まれずシンプルで、皮脂の抑制や消臭、フケやかゆみの防止、アレルギー予防など頭皮環境を守るという意味ではスカルプシャンプーというより薬用シャンプーという印象。
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髪を太くする王道の育毛シャンプー
髪の毛を太くするシャンプーとは頭皮に刺激を与えず、かつ髪の毛を育てる環境に整えるというのが鉄則です。
店頭販売されている市販シャンプーは、そのほとんどに硫酸系洗浄成分が含まれている印象です。
アミノ酸洗浄成分を含んだものもありますが、配合量は微妙で育毛効果のある成分としても物足りなさがやはりあり、その上価格も中途半端な印象があります。
しっかり頭皮ケアを考えるなら、アミノ酸系洗浄成分のみを配合し、髪の毛を育てるための成分が豊富な育毛シャンプーをオススメしたいと思います。
【チャップアップシャンプー】

<通常価格> 4180円
<定期価格> 3280円
<内容量>300ml 約2ヶ月分
モンドセレクション金賞受賞2017
スカルプシャンプー口コミ評価1位
2018年4月アンケート満足度98.8%(ちょっと上がってる)
美容師と髪の毛の専門家である毛髪診断士が監修したスカルプシャンプー。
薄毛に悩む方ならご存知かもしれませんが、育毛剤でおなじみチャップアップシリーズのシャンプーだけあって本格的な育毛シャンプーと人気が高い。
アミノ酸洗浄成分は、比較的洗浄力のあるココイルグルタミン酸Naやココイルグルタミン酸2Na、ラウロイルアスパラギン酸Na、ココイルトレオニンNaに泡立ちと洗浄力を加えてココイルプロピルベタインの両性系洗浄成分の5種類がメイン。
洗浄力の弱いとされるアミノ酸成分をバランスよく配合し、サッパリスッキリ汚れをごっそり落とすというより程よくマイルドな洗い上がり。
血行促進・抗酸化作用があるセージエキスや収れん作用のあるラベンダー花エキス、頭皮の柔軟や代謝を促すアルテア根エキスなど育毛効果に欠かせないオーガニック成分10種類。
さらに植物成分を22種類を配合して髪の毛を作る土台である頭皮環境を改善します。
やはりアミノ酸は刺激が少ないので、手の中での泡立ちはモワッとはならず軽く泡立つ程度。
ですが、洗い出すと髪の毛一つ一つに浸透したような感じで収れん作用の効果か洗っていると頭皮の毛穴がキュッキュと引き締まる感覚があります。
乾かす際にはポリクオタニウム-10などの成分により髪の毛の立ち上がり感を保ちます。
通常4180円のシャンプーと少しお高いイメージはあるかもしれませんが、定期購入であればさらに3280円とお得。
育毛剤とのセットは不動の人気。
>>毎日の頭皮ケアにチャップアップシャンプー<<終わりに…
髪が細くなり、ボリュームがなくなった。
まずは毎日の頭皮ケアであるシャンプーを変えることで意外にも改善するケースはあるようです。
本格的な薄毛治療の前に育毛効果のあるアミノ酸系シャンプーを試してみてはいかがでしょう。
何度も申し上げておりますが、市販シャンプーは量産のためにコストの安価な洗浄成分を使用することがあるようです。
アミノ酸成分といいつつも、刺激が強い成分を含むものは多く、育毛効果もわずかな印象があります。
ごっそり汚れを落とせばいいというものではありません。
デリケートな肌対策にさまざまな商品があるように、頭皮にとっても髪の毛が育ちやすくする環境作りが大切です。
また、改善には速効性はなく期間が必要です。
少なくとも3ヶ月は様子を見るようにしましょう。
使用してむしろ頭皮環境が悪化したという場合は、無理に使用しない方がいいでしょう。
どんなにいい成分が含まれていても自分の体質に合わない可能性はあります。
費用も含めて自分に合うシャンプーを見つけましょう。
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