DHTを抑制にするのに運動は効果的?汗で排出される成分とは?

抜け毛の原因DHTを抑制する効果的な取り組みとは?運動によるAGAの効果はあるの?

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男性の約30%が発症するといわれている男性型脱毛症、AGA!

発症してしまったらひたすら継続して抑制しなければ進行は治まりませんし、対応の遅れは改善度合いに影響します(*_*)

とにかく予防や早急な改善が重要です。まずはその原因から進めていきたいと思います^^

運動する外人

【DHTによる抜け毛の原因】

男性の各年代の約30%が発症する可能性があるというAGA。

その抜け毛の原因はジヒドロテストステロン(DHT)という強力な男性ホルモンが髪の毛を生成する毛乳頭内でホルモン受容体と結合し髪の毛を作る活動を止めてしまうのが原因です。

男性ホルモンの90%以上を占めているのがテストステロンというホルモンです。

この男性ホルモンが5αリダクターゼという酵素と結合することでDHTに変化します。

DHTは体内への吸収率がテストステロンのままと比べて約10倍も高く、必要なポイントでなら存分に役割を果たして頂きたいところですが、頭皮で働くとなると最悪です!

DHTは頭皮の抜け毛、体毛を濃くする、前立腺疾患、精力減退などモテる男を目指すにはデメリットが多いようですね…(。。)

 

【DHTの抑制に運動は効果的か?】

さて、ようやくタイトルである運動でDHTを抑えることが出来るのか!?ということですが、結論としては難しいと思います。DHTを抑制することが出来たとしてもAGAの進行を抑えること自体は、というところです。

 

筋トレや有酸素運動(20分以上のランニングなど)を行うとテストステロンが増加するのですが、DHTは汗や尿によって排出されるのです。また、テストステロンは筋肉や骨など運動によって使われる様々な受容体に取り込まれ、余分なテストステロンは減り5αリダクターゼとの結合も抑えられるということです。

ですが、ここで問題なのは運動を行えば汗や尿と一緒に亜鉛も消費されてしまうということです。

亜鉛は髪の毛の生成や細胞分裂に欠かせないミネラルです。亜鉛は摂取しにくい上、体内で作られないので常に不足している状態です。抜け毛を抑制するのであればとにかく亜鉛不足は阻止したいところです!

というところで、運動によりDHTを減らすことは可能ですが、AGAを改善するには難しいということです。そもそも自分のAGAの進行具合に対し、どれほどの運動量が必要なのか?これが明確に出ることは不可能に近いと思いますし(^^;)

とはいえ運動は控えることよりもやることで様々な効果をもたらします。

なにより体を動かすことはリフレッシュするし、丈夫になり筋トレはたくましくカッコいい体つきになりますし^^

特に日中運動することでセロトニンが多く分泌され気分が安らかになり鬱やストレスを抑えてくれます。ちなみにテストロンも鬱や気分を高揚させる役割があります。

 【汗と抜け毛の関係】

運動すると汗をかき、DHTが排出されますが亜鉛も同時に排出される。何ともし難いところですが(^^;)もう一つ汗により問題なのは頭皮の皮脂です。汗をかくと皮脂も分泌され毛穴に詰まる原因となります。皮脂自体は頭皮を紫外線や汚れなど外的なものから守ってくれる効果もありますが、夏場など汗をかきやすい時期は特に皮脂も分泌されやすく整髪料などをつけていると、なおさらその成分が溶け出し毛穴の詰まり抜け毛の原因につながります。皮脂を好む常在菌(アクネ菌など)も大量に繁殖しやすくなり炎症までいくと真皮層まで影響が出る場合もあります。

とはいえ洗髪にシャンプーを使いすぎるのもあまり良くありません。シャンプーについてはこちらでも^^→抜け毛の改善にはシャンプーも大事

汗をかいたらこまめに頭を拭くようにして、シャンプーは1日一回が目安なので湯シャンでも汚れは落ちますので頭皮を心地よい環境にするように心がけましょう^^

【ストレスと抜け毛の原因】

強いストレスを抱えると自律神経が緊張し、血管が収縮して血流が悪くなります。髪に栄養が行き届きにくくなると抜け毛の原因になりますし、円形脱毛症など突発的な症状になる可能性もあります。

髪の毛は漢方などでは「血余」といい血流が良ければ薄毛にはならないという意味があります。育毛剤もほとんどの効果は血管の拡張であるといえますので、ストレスを抱えないように運動やそれ以外の趣味に没頭するなどして発散することが大事なことです。

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【AGAを抑える2つのポイント】

指さす外人女性

AGAによる抜け毛・薄毛を防ぐには2つのポイントを抑えることが重要です。

①DHTが頭皮のホルモン受容体と結合しないこと

DHTが血流で毛乳頭内に運ばれホルモン受容体と結合すると髪の生成を阻害します!薄毛になる人はDHTとホルモン受容体との感受性が高い体質です。

この体質は母親からの遺伝子から受け継がれるので、母方のおじいちゃんや親族に薄毛の人がいると注意が必要です。AGAが発症する確率は25%といわれています。

②テストステロンが5αリダクターゼと結合し、DHTに変化しないこと

5αリダクターゼの量や活性度が高くテストステロンと結合しやすいためDHTに変わりやすい体質です。

この体質は父親からも受け継がれる可能性もあるので、やはり父親やその親族に薄毛の人がいるとかなり注意が必要です。

父親が薄毛で母方にはいない場合、薄毛になる確率は50%といわれています。そして非常に辛いことにどちらからも薄毛の遺伝子を受け継いでいる場合のAGA発症率は80%と相当な確率に跳ね上がります(゜゜;)!

 

【DHTを抑制する成分とは?】

とにかく一番はDHTを作らせないことで、5αリダクターゼの活動を抑制することです!

プロペシア

プロペシア

もっとも有効な成分はプロペシアの成分フィナステリドです。フィナステリドは5αリダクターゼの活動を抑制できる医学的にも認められている成分です。

3年間で髪が生え改善する、または抜け毛の進行が止まるという実績は98%という非常に高い確率です!!

プロペシアはAGA専門外来では7000円~8000円(診察料は別)、ネットでは3000円~6000円(送料は別)ほどで購入することが出来ます。ですが、ネットは診察もなく安価で帰る分その成分の効果や量ははっきりしないので気を付けてください。

 まずは髪の状況を相談するため専門外来に通い数か月様子を見ながら改善した経過をみて輸入に切り替えるというのもありかなと…。僕はそうしています(^^;

とにかく毎日1錠を服用するのが基本という事なので、AGAが発症した場合、継続しなければ再度進行するという部分が大変なところではありますね~。出費が大変です。

 亜鉛

100種類以上の酵素に影響を与え、体内の活動をサポートするに欠かせないミネラルの一つです。細胞の分裂や補修の促進、たんぱく質の合成や免疫力、精子の形成やアルコールの分解などあらゆる活動に役立っています。当然たんぱく質である髪の毛生成に亜鉛は不可欠と言えます。

これだけ重要な役割を担っている亜鉛ですが、体内では作られないし食べ物からの摂取もしにくい成分で十分な量を維持している人は少ないといえます。生命活動に優先的に使われていくので髪の毛に行き渡らせるには十分な量を確保しておきたいところです。

摂取しやすい食材としては牡蠣、レバー、牛肉、豚肉、卵やチーズなど様々に含まれておりますが、1日の摂取量を確保するには難しいように思えます。

1日に必要な摂取量は9㎎~12㎎といわれており摂取してもいい上限は30㎎くらいなのでサプリなどを活用し補うことをおすすめします♪

 こちらの方でもDHTに効く成分を紹介しています(^^)/→http://01jun.net/hairloss/dht-syokusei-syokuji-houhou/

【まとめ】

 今回はDHTの抑制と運動による効果。そしてAGAの原因と改善を紹介しました^^

ようは運動がDHTの抑制にどれだけ効いているのか?ってことですね。意識して行動していても抜け毛が治らなければDHTの活性度が上回っているということですからね。

ですが、体自体を健康にすることはそもそも大事なことですし、運動以外にも食生活や睡眠不足は髪の毛の健康に大きく関わってきます。

プロペシアや他の治療をするにしろ体を健康的にすることは重要ですし、抑制の効果も高まります。

AGAは30%の人が抱えている問題です。そして歳をとるにつれ細胞の活動は弱まり衰えていくものです。おじいちゃんでフサフサな人の方が珍しいですよね?

ようはまだまだ社会でバリバリに活動している時期に薄毛になることは断固阻止したいところですよね(^^)//

日常で薄毛に悩みだすと相当な負担がかかり鬱にもなりかねません。どうか早目の行動で予防や改善に取り組みましょう!

最後までありがとうございました。ではですm(__)mスポンサードリンク