抜け毛の原因であるAGAはジヒドロテストステロン(DHT)の活動によるものです。DHTを抑制することで抜け毛を改善することが出来ます^^DHTを抑制する食事や改善方法とは?
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おはこんばんにちは(^^)/
各年齢でAGAが発症する確率は30%といわれています。私も30後半あたりから髪が細くなり、コシもなくなり触ると綿菓子のような感覚で地肌が目立つようなところから治療を始め約3~4か月で髪が太くなり改善しました。ちょっと最近抜け毛が増えた?と気になった方は早目の対応が改善につながります^^

【DHTは抜け毛の原因?】
ご存知のようにジヒドロテストステロン(DHT)は、男性ホルモンの代表であるテストステロンが酵素5αリダクターゼと結びつき変化するものです。このDHTが頭皮まで運ばれ毛乳頭内にあるホルモン受容体と結合して、髪のサイクルを乱し髪の毛の生成を阻害します。この原因がAGA(男性型脱毛症)です。
自分のお父さんの髪が薄いなど将来が不安な人はその時がいつやってくるのかと心配されていることでしょう(。。;)
遺伝により薄毛になる理由については、ジヒドロテストステロンと結合するホルモン受容体との感受性が高い体質が受け継がれるということです。この薄毛遺伝子は染色体のXから遺伝するということで母方の遺伝子から受け継がれます。母親のおじいちゃんや親族が薄毛の場合は隔世遺伝する可能性があります。この遺伝子によって将来薄毛になる確率は25%といわれています。
しかし、残念ながら母方の親族で薄毛がいなければ安心!という訳ではありません。遺伝で薄くなりやすい原因はもう一つあり、酵素の5αリダクターゼの活性度が高くDHTを作りやすい体質を受け継ぐということです。この体質については父方からも受け継がれる可能性もあるので父親や父方のおじいちゃんが薄毛である場合はやはり注意が必要なんです!
ちなみに母方に薄毛遺伝子がなく父方が薄毛の場合に薄毛になる可能性は50%で父方母方両方がその遺伝子を持っている場合の薄毛になる可能性は80%といわれていますΣ(゜゜)!!結局、染色体Xにある薄毛遺伝子の確率より父方が薄毛の方が受け継がれる可能性が高いということです。
問題はいつ発症するか?という事だと思います。ちなみに私の父親は薄毛なんですが、20代後半頃からすでに薄毛になり始めていたといいます。
ですので、私もその年齢に近づくにつれてビクビクしておりましたが(^^;)実際には30後半頃でも髪は弱っていましたが薄毛ではありませんでした。幸い母方のおじいちゃんは薄毛ではなかったようなので、薄毛になる可能性はあったとしてもその時期にズレが起きたということかもしれません。
【DHTを抑制する方法とは】
という訳でいずれにしろAGAである抜け毛の進行を食い止めるには、DHTをホルモン受容体に取り込ませない事。というなれば5αリダクターゼの活性度を抑制しDHTを作らせない事。これを実行することが薄毛にならないための重要なミッションです。
これを抑制する方法はプロペシアの成分であるフィナステリドです。医学的に唯一認可されている薬で元は前立腺の肥大(尿が出辛い、尿漏れなど)や前立腺がんなど前立腺の疾患に使用されていたもので睾丸にある5αリダクターゼⅠ型を抑制する働きがあります。頭皮には5αリダクターゼⅡ型が潜んでおり、このフィナステリドを服用することで髪の毛の改善が見られたことから薄毛治療にも使用されるようになりました。
プロペシアは3年間で抜け毛の回復あるいわ進行の抑制が98%の実績があるとのことです。
国内で専門外来で処方してもらえる他、ジェネリック薬を輸入で購入することも可能です。ジェネリック薬にも種類があり価格も2000~5000くらいで様々ですが成分量や抑制効果のほどは不明です。診察を受け国内のプロペシアを服用するのが安心という方には専門外来に行くことをおすすめします^^価格はプロペシアの処方だけなら1か月分30錠で10000円くらいです。
AGAが発症している目安としては髪の毛全体の約20%が猫っ毛で目立つようであれば可能性が高いということです。
注意点
プロペシアを服用することの注意としては、初期脱毛という症状です。個人差があり、初期脱毛が起きない人もいるようですが、服用してから1週間ほど経過すると髪を洗った時やドライヤーで洗った時、髪をかき上げた時に抵抗もなくバサバサ抜け落ちます。1か月ほどしてから発症することもあるようです。
最初は急激にAGAが始まったのではないかと、とてつもないパニックに陥りますが信じて服用を続けました。分け目が気になり抜け毛が増えたと感じ、それを改善するために服用するのに逆に抜け落ちる……。一日200本、300本と抜け落ちていくとさすがにメンタルがやられますねΣ(。。)
初期脱毛は髪のサイクルが新しく改善されるために起こる症状だといいます。そういえば自分も初期脱毛で抜け落ちる髪は短かったり細かったりする髪の毛が目立っていました。抜け毛が多いということはそれだけ効果が現れたと前向きに考え復活した時のイメージをして保ち続けました。3ヵ月ほどすると抜け毛が治まり髪にハリやコシが戻った髪が生えてきました^^
髪のサイクルの改善には早くて3ヵ月、進行度合いによっては1年かかる場合もあります。継続して続けることが改善には必要です。
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【食事で抜け毛の改善】
AGAの症状を治療を行う以前に普段の生活習慣を改善することも重要だと思います。特に食事についても髪の毛を増やす効果や5αリダクターゼの抑制を助けるものもありますので、それらを日頃から意識して取り入れていくことで改善する効果が高まるのです。その中で日常で取り入れる代表的な例をあげてみました。
亜鉛
亜鉛はミネラルの一つで100種類以上の酵素の活動をサポートし、たんぱく質の合成や細胞分裂の促進補修、精子の生成など様々な生命活動に欠かせない成分です。さらには5αリダクターゼを抑制する効果もあり、当然たんぱく質で作られている髪の毛には亜鉛の働きは重要です。
これだけ生命活動に欠かせない亜鉛ですが、必須微量元素といって体内では生成されることはなく食べ物から摂取するにも1日分摂取するのもなかなか取り入れにくいのです。アルコールの飲み過ぎやストレスなどでも消費されてしまいますので、髪の毛にしっかり働いてもらうためには、バランスのとれた生活が大事です。
亜鉛の1日の摂取量は9㎎~12㎎といわれています。その分を賄う量として多くとれる食材は牡蠣(5個)、豚肉(200g)、牛肉(200g)、レバー(200g)、カシューナッツ(200g)、卵黄(20個)、チーズ(150g)とその他にもありますが、毎日摂取することを考えると結構大変ですよね(^^;)髪の毛に十分にいき渡るようにするにはさらにもう少し摂取しておきたいところです。足りない分を補うにはサプリなどが効果的なようです。
ノコギリヤシ
主にアメリカ南部やメキシコなどで自生するヤシ科の植物で薬草として知られていましたが、こちらもプロペシア同様前立腺の肥大に効果を発揮し5αリダクターゼを抑制することから育毛剤やサプリにも取り入れられています。その他滋養強壮や精力の改善など男としての役割もサポートしてくれる成分です。
1日の摂取量ははっきり定められてはいませんが、約300㎎~400㎎といわれています。亜鉛と取り入れることでさらに効果大です♪
イソフラボン
大豆製品から摂取でき、主に女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きがあり髪の生成を促進し、男性ホルモンを抑える効果があります。
このイソフラボンは比較的食べ物からでも摂取しやすく1日の摂取量の目安は70㎎~75㎎ですが、これは豆腐1パック半丁で約50㎎、納豆1パック約で60㎎と取り入れやすいです。比較的飲みやすい豆乳飲料あたりで20~30㎎なので合わせて摂取するとちょうどいい感じではないでしょうか^^
かぼちゃ
かぼちゃが育毛!?というのは珍しい話ですが、実際育毛剤ではかぼちゃ種子エキスを配合しているものもあります。詳しくはまだ研究段階のようですが、かぼちゃに含まれるリグナンはエストロゲンと同様の働きが期待でき、DHTを抑制、分解する効果があるようです。
その他緑茶なども薄毛に効果があるといわれていますが、むしろDHTを増加する働きもあるようです。ですが何故か大豆製品と合わせて摂取すると5αリダクターゼの抑制効果が高まるようです^^
大豆製品に入っているイソフラボンが5αリダクターゼを抑制しその効果がアップするのです。ですが緑茶にはテストステロンも抑えるようなので、大豆製品には紅茶を合わせるとテストステロンが減少することなくDHTを抑えてくれるようです。豆腐成分の入ったケーキ屋紅茶に豆乳を入れてソイラテなどがいいのではないでしょうか^^♪
DHTを抑制する記事はこちらでも紹介しています(^^)/→DHTは育毛剤で抑制できるの?血行が良くなる育毛剤とは?
【まとめ】
というところで今回は薄毛の原因DHTの原因や抑制方法などを紹介致しました^^上記で上げた成分以外にもビタミンも重要で血流を良くしたり、細胞を生成する働きもあります。これらを取り入れながらバランスのとれた食事をすることで育毛や発毛の予防や治療をすることが本来の髪を呼び戻す確率は高まると思います。体の土台を整え、薄毛体質を変え髪の毛が育ちやすい環境に改善していきましょう^^
最後までありがとうございましたm(__)mではです♪スポンサードリンク