DHTは男性的な特徴を増すために作られたホルモンです。
体毛が濃くなったり抜け毛も増えたりと今の時代にわざわざキモがられるようなことを自らせっせと働くなんてッ(゜゜;)
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代表的な男性ホルモンであるテストステロンと結びつく酵素5αリダクターゼ。この2つの成分が合体するとDHTになり、テストステロンの働きがより強力になるのです!まるでヒュージョンのようですね(苦笑)

【DHTの役割とは?】
ジヒドロテストステロン(DHT)は特定の受容体と結合して体内に必要な栄養素を作る働きがあります。テストステロンの不足を補うためにDHTに変化し、体内での活動を高めます。その効果はテストステロンの10倍といわれています。毛乳頭にあるホルモン受容体と結合したらホントに髪が弱りそうな気になりますよね…(^^;)
特に性機能の発達や性欲の増大などに関わり、胎児の時期に性別が男の子になる時DHTを大量に浴びせて性機能を発達させていきます。
これを「アンドロゲンシャワー」といいます。アンドロゲンとは男性ホルモンの総称みたいなものです。
【テストステロンの活動とは?】

・骨や筋肉など体格の形成
・精子や性機能の形成や性欲の促進
・性毛の発達
・内臓脂肪の抑制
・アレルギーの免疫効果
・闘争心や冒険心など男性的思考
・気分を高揚させ鬱などを抑える
テストステロン、いわゆる男性ホルモンの役割は男女問わず心身に渡り重要な影響を与えます。テストステロンの減少はむしろ生命維持に悪影響を与えてしまうのです。テストステロンは運動や筋トレ、恋愛からでも分泌されるようですので、積極的に増やすようにしましょう♪
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【体毛と毛髪の違い?】
第二次性徴から大量に男性ホルモンが分泌されると性毛が発達します。テストステロンやDHTの影響により体毛が濃くなってきます。
性毛は男女ともに生える陰毛、わき毛の「両性毛」、ヒゲや胸毛、腹毛などの「男性毛」があります。
また、ホルモンの影響と関係なく生える毛は毛髪やまゆ毛、まつ毛などで「無性毛」といわれます。
ど~ゆ~訳が鼻から上の毛は女性ホルモンの影響があり、髪の生成や補修、5αリダクターゼを抑制する効果があります。
DHTに関しては毛乳頭内のホルモン受容体と結びつくと髪のサイクルを乱し、髪の生成を阻害するという暴挙を行います!
【体毛と薄毛は遺伝体質?】

体毛が濃い人やAGAになる人は遺伝から受け継がれていることが多いです。特にAGAの原因はDHTとホルモン受容体との感受性の高さ、テストステロンと結びつく5αリダクターゼの量や活性度が高いという体質が影響しているようです。
性別の染色体はXYとXXがあり父親からはY、母親からはXが受け継がれます。薄毛になりやすい体質(DHTとホルモン受容体の結合力の高さ)はXの染色体から受け継がれるようで、母方の親族に薄毛の方がいる場合はその可能性があります。遺伝により薄毛になる確率は約25%だそうです。4分の1ですね(+_+)
じゃ~母方に薄毛の方がいなければ安心だね^^!!という訳ではないんですΣ(゜゜;)
もう一つのAGAの問題、5αリダクターゼの量や活性度の高さはどちらからでも受け継がれる可能性があるので、その場合は王道の原因「父親やその親族が薄毛」であればやはり警戒が必要です!
父方が薄毛の場合AGAの発症する確率は約50%、そして父方母方どちらも薄毛の遺伝子を持つ場合はなんと80%もあり、AGAが発症する確率が跳ね上がります!!
【DHTを抑制するには?】
AGAの発症を抑えるには5αリダクターゼの活動を抑えることです。それに効果的な成分といえばプロペシアの成分フィナステリドです。
フィナステリドは98%という驚異的な確率で薄毛の改善や抜け毛の進行をとめる実績があるようです。予防としても効果があるようなので、最近抜け毛が気になっている方、薄毛になる可能性があると心配されている方は早目の準備をおすすめします^^
その他薄毛に効果のある成分などはこちらでも紹介しています(^^)/→http://01jun.net/hairloss/dht-yokusei-ikumouzai/
【今回のまとめ】
いかがでしたでしょうか。ジヒドロテストステロンDHTの役割や影響。体毛が濃いからAGAになるわけではないですし、体毛が薄くてもAGAになります。ようするにAGAに発症しやすい体質かどうかが問題です。今や約3人に1人がAGAに悩んでいるようです。おじいさんで若々しくフサフサな人はそんなに見かけませんからね……。
逞しく丈夫な体、生気に満ち活力のある生活を送るためにテストステロンは増やし、AGAの原因であるDHTは抑えてモテる男を目指しましょう(^0^)//
最後までありがとうございました!ではですm(__)m
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