男性型脱毛症AGA。その原因の元となるDHTを抑制することがAGAの対策の一つです。その対策の中で緑茶がDHTを抑える効果があるようです。緑茶ってふつーに飲みますけど…(^^;)
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【AGAはDHTが原因】

ジヒドロテストステロン(DHT)は男性ホルモンのテストステロンと5αリダクターゼという酵素が結びついて出来る男性ホルモンです。このDHTが髪の毛を作り出す器官の毛乳頭にあるホルモン受容体に取り込まれると髪のサイクルを乱し、髪の毛を生成を邪魔します。AGAが発症すると成長期で十分に伸びずに短い状態で抜け落ち、新しい髪を作り出す発生期に準備が足りず軟毛で弱い髪が増えてきます。
AGAが発症しているかの目安は髪の毛全体の約20%が軟毛の状態になっているそうです。
DHTは男性機能を促す上で、重要な役割を持っていますが、脱毛を促進するというのは最悪のデメリットです!通常のテストステロンよりホルモン受容体との結合性が高く、体内への吸収率が10倍もある強力なホルモン。AGAの予防や改善にはDHTを抑制することが重要です。
【緑茶がDHTを抑制する?】

緑茶にはDHTを抑える効果がある、といわれています。緑茶で頭皮を洗うと殺菌作用もあり、皮脂の分泌を抑える効果がある。また前立腺のガンを抑制する研究で発表されたようですが、緑茶を飲むとDHTを抑制する効果があるといわれています。
ですが、その服用のしかたに注意が必要で緑茶だけ飲んでもDHTは減るどころか増える結果になるようです。ただ、緑茶と一緒に大豆製品を食べるとDHTの抑制効果があるようです。大豆製品からは女性ホルモンであるエストロゲンと同様の効果があるイソフラボンという成分があります。髪の生成を促進する効果やDHTに変化させる酵素5αリダクターゼを抑制する効果があります。緑茶を一緒に取り入れるとその効果がさらに高まるようです!
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【DHTの抑制には紅茶がベスト?】

緑茶と大豆製品を一緒に取り入れるとDHTを抑制する効果が高まるという事です。「よし!じゃ早速今夜のご飯でAGA対策!」といきたいところですが、これにもまた問題があるようです。緑茶と大豆製品の摂取はDHTの抑制は確かにあるようですが、それと同時にテストステロンも減少してしまうという事です!
確かにテストステロンが減少すれば5αリダクターゼと結びつく量も減ると思いますが、テストステロンは筋肉や骨の形成、性機能や性欲の促進、気分の高揚や鬱の改善、さらには肥満予防やアレルギー免疫など男性だけでなく女性にもなくてはならない重要な成分なんです。出来ればテストステロンは増加させDHTを抑制するのが望ましいAGA対策だと思います。
そこで、対策として緑茶ではなく紅茶を飲むのが同様の効果があるということです!そして紅茶と大豆製品を摂取するとテストステロンを減少させずにDHTを抑制できるという有難い効果があるようです!まぁ、いくら効果があるといっても豆腐や納豆に紅茶というのもいかがなものか…(^^;)とは思いますが、大豆を使ったケーキや普通には飲みにくい豆乳を紅茶に入れて取り入れるなんていいかもしれません^^
【緑茶の効果とは?】
DHTの抑制には紅茶と大豆がおすすめということですが、緑茶は体にとってとても良い成分が入っています。
緑茶の効果
・体脂肪の抑制 ・血圧の抑制 ・血糖の抑制 ・癌予防 ・口臭予防 ・眠気覚まし ・利尿作用 ・神経のリラックス作用 ・虫歯予防 ・抗酸化作用 |
とあげればキリがないほど緑茶は実は素晴らしい飲み物なんです!上記効果をもたらす渋味成分カテキン、苦み成分カフェイン、うま味線分テアニンは有名ですがその他ビタミンも豊富でミネラルやフッ素なども入っています。
間接的に抜け毛の予防という意味では、体内の脂肪を抑え皮脂など余分な分泌を防ぎ、利尿作用はDHTの排出を促すことにつながり、血流を良くしストレスを抑えることで髪の毛に栄養が届きやすくなります。特に抗酸化作用は活性酸素の抑制につながり抜け毛に繋がる活動を抑えます。
※活性酸素は成人男性の1日の酸素摂取量の約1~2%発生するといわれています。また、紫外線や生活習慣の乱れや強いストレスによっても増加するようです。
活性酸素は体内に異物や細菌が侵入した際に排除する役割もありますが、余分に増えると細胞に結びつき酸化させ、細胞の活力が低下し、老化していきます。毛母細胞の活動を低下させたり、皮脂を酸化させ毛穴を詰まらせ炎症させたりと活性酸素は抜け毛の原因になりうるものです。活性酸素の活動を阻止する成分としてたんぱく質の元であるアミノ酸やビタミンなども消費してしまうので、髪に必要な栄養が足りなくなる可能性もあります。
ということで、ホントにキリがないほど体に緑茶は影響を与える効果があります。
【まとめ】
というところで、DHTの抑制にはいまいちな結論でしたが、なんだかんだ髪の毛を生成するという意味では少なからず有効な成分が含まれているという結論になりました(^^;)薄毛になる問題はDHTと結合するホルモン受容体との感受性の高さや5αリダクターゼの活性度が問題で、テストステロンやDHTの量が必ずしも薄毛になるということではありません。緑茶を飲んで薄毛になるような話も聞かないですし、DHTの抑制とは別に緑茶を取り入れることは体にとって必要なんじゃないかなと思います^^
DHTを抑える記事はこちらでも紹介しております(^^)/→http://01jun.net/hairloss/dht-yokusei-ikumouzai/
ジュースやアルコールなど色んな飲み物が今はありますが、最近飲んでないな~という方には「やっぱり日本人は緑茶♪」というのも改めてみてもいいんじゃないでしょうか?最後までありがとうございました!
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