年齢を重ねることによって女性は男性ホルモンの影響を受けやすくなります。その症状として抜け毛や薄毛の原因に!食べ物で男性ホルモンを抑えることが出来るのでしょうか?
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【女性の更年期による症状と原因】
年齢を重ねることで体に色々な症状が起きてきます。いわゆる更年期(*_*;)
体がだるい/ほてり/むくみ/悪寒/多汗症/頭痛やめまい/耳鳴り/食欲不振/不眠/鬱(やる気がない)/多毛症/抜け毛・薄毛 |
などあげればキリがありません。
これらの症状はホルモンバランスの乱れが原因のようです。
男性ホルモンや女性ホルモンは思春期頃から分泌が活発になり、個人差はありますが30歳頃から徐々に減少していきます。
特に女性の場合、女性ホルモンであるエストロゲンの減少は極端に落ちるようです。
排卵がなくなり閉経になる時期の5歳前後を更年期といいます。
閉経になる年齢の平均は51歳くらいといいます。
とはいえそれも個人差があり早い人では30代後半から排卵がなくなることもあるようです。
また、10代~20代でも過度なダイエットや強いストレス、さらには排卵障害などにみられるPCOSなどホルモンバランスが乱れることで高齢期に似た症状になる恐れがあります。
月経の周期に合わせエストロゲンは分泌量が変化しますので、そのサイクルがなくなることでホルモンバランスが乱れるわけです。
エストロゲンが減少すると脳の視聴下部から分泌するように働きかけます。このような体内の働きは自律神経がコントロールしています。
ところがいくら指令を出しても必要量エストロゲンが分泌されないと、自律神経はコントロールを失い体に異常が起こるのです。
【男性ホルモンと女性の抜け毛の原因】
<ジヒドロテストステロンが抜け毛を引き起こす>
男性ホルモンは骨や筋肉の形成、性毛の促進、性機能に関わり、男性に比べ分泌量は10~20分の1と少ないですが女性の体内でも分泌されているものです。
代表的な男性ホルモンはテストステロンですが、このテストステロン自体が抜け毛に影響を与えているわけではないようです。
テストステロンは5αリダクターゼという酵素と結合するとジヒドロテストステロン(DHT)というホルモンに変化します。
テストステロンを補う働きがあるようですが、これが毛乳頭内にあるホルモンの働きを受け取る受容体に結びつくと髪の毛の生成を阻害し髪のサイクルを乱してしまいます。
DHTはホルモン受容体との結合力がテストステロンの10倍もある強力な男性ホルモンです。
抜け毛や薄毛を抑えるためにはこのDHTを抑制することが重要です。
<エストロゲンとのバランスが重要>
エストロゲンは髪の潤い、髪の寿命を伸ばすなど髪の生成に影響を与えます。
男性ホルモンを抑制する働きもあるので、更年期にかけて抜け毛が増える原因になります。
エストロゲンが減少することで、男性ホルモンとの分泌量のバランスが崩れると男性的な特徴が現れることがあります。
抜け毛が増えた!などといった症状は男性ホルモンが優位に働いているかもしれません。
男性ホルモン、特にDHTを抑えホルモンバランスを保つことが重要です。
【男性ホルモンを抑える食べ物とは?】
男性は加齢によりテストステロンが減少するとやはり活力が衰え、ジヒドロテストステロン(DHT)が活力を増し抜け毛の原因につながります。
ようするに抜け毛の原因につながるDHTを抑えエストロゲンを増やすことでバランスを保つことが重要です。
◆イソフラボン◆

イソフラボンはエストロゲンと同様の働きがあるといわれています。
髪の毛のハリやコシを保ちDHTを抑制する効果があるので、是非取り入れたい成分です!
イソフラボンは大豆製品に多く含まれています。
1日の摂取量は75mgで豆腐1パック半で約50mg、納豆1パックで約60mgと比較的摂取しやすいといえます。
豆乳は苦手な人も多いですが、イソフラボンが多く含まれています。無調整で50~70mg、調整で40~50mg、コーヒー牛乳のような豆乳飲料で20~30mgとピンキリです。イソフラボンの成分量はラベルに記載されてますので飲みやすいものから取り入れましょう(^^)
大豆製品が苦手な方はサプリもありますが、サプリの摂取は30mgが目安の様です。
あくまでサプリは補助的な役割なので、食べ物から摂取出来るものならなるべく食事メインで取り入れましょう。
◆亜鉛◆

亜鉛はミネラルの一つで100以上の酵素をサポートし主に免疫機能のサポート、細胞の補修、細胞分裂などを促進する体内に欠かせない成分です。
髪の毛の生成に亜鉛は重要と言われておりますが体内では作られない上に食べ物から取り入れるのも中々難しい成分なんです。
亜鉛の1日の摂取量は9~12mgといわれています。
亜鉛が多く含まれている食べ物といえば、牡蠣ですが摂取量を満たすには5~6個。その他レバー、牛肉、豚肉(レバー)、鶏肉(レバー)では200g、パルメザンチーズで150mg、玉子(卵黄)では20個も摂取しなければなりません。
そのために本人は亜鉛不足といわれてますが髪の毛に行き渡らすには十分に取っておきたいところです。
ちなみに亜鉛の摂取量の上限は40mgです。
1日の摂取量を取りきれないようであればサプリで補うのもいいかもしれません。
また、亜鉛はビタミンB6と合わせるとアゼライク酸となりDHTの抑制効果がアップします!
◆緑茶や紅茶◆

DHTの抑制に緑茶や紅茶は効果があると前立腺ガンの研究の中で証明されたようです。
とはいえ、緑茶や紅茶単体では抑制する効果は弱いようなので大豆製品と合わせて取り込むと十分効果があるようです。
リラックス効果もあり抜け毛の原因となる抗酸化作用もあるので是非とも取り入れたいですね。
ところが、注意したいのが緑茶の場合DHTを抑える効果はありますが、それと一緒にテストステロンも減らしてしまうようなのです。
そこで紅茶であればテストステロンを減らすことなくDHTを抑制してくれるのです。
紅茶と大豆のシフォンケーキ、ソイラテなどもいいですね(^^)
【女性の脱毛症FAGAに効く成分】

引用元:http://www.tokyobeauty.jp/sp/menu/rebirth.php
男性の脱毛症AGA。DHTの影響で抜け毛が進行します。
女性の場合、男性のように前頭部や頭頂部の髪がなくなるわけではなく髪のボリュームがなくなった、分け目が目立つようになるという症状が多くFAGAと区別されます。FとはFemaleという意味です。
食べ物や睡眠など規則正しい生活でも改善が見られない場合はしっかりと治療が必要です。
AGA治療にはプロペシアが有名で3年間で約98%の改善実績があるようです!
これは専門外来か輸入でジェネリック薬で購入できます。
ですが女性、特に妊娠中の方には強く影響があるようで処方されないようです。
最近ではリバースレディパントガールなど女性でも使用できる製品があるので試してみてもいいのではないでしょうか。
◆パントガール◆

【まとめ】
男性ホルモンを抑える食べ物。女性の更年期と抜け毛の関係など紹介させて頂きました。
抜け毛の原因はDHTによる影響です。このDHTを抑える効果を高めておきたいですね。
年齢を重ねると体内の活動自体が衰えるので髪を作る活動も当然弱まります。
男性ホルモンと女性ホルモンのバランスをしっかり整えていきましょう!
最後までありがとうございましたm(__)m
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