男性ホルモンが多い女性の症状と特徴とは?
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最近髪が細くなった?抜け毛が増えた!?むしろ毛深くなった?など女性も影響を受ける男性ホルモン。
なぜその影響を女性も受けてしまうのでしょうかΣ(o_0)

目次
【男性ホルモンの特徴とは?】
骨や筋肉を作る
性機能や性欲を高める 性毛が発達し体毛が濃くなる 皮脂を分泌する 気分を高揚(興奮)させる 冒険心や好奇心を高める 体内の脂肪を抑える 免疫力を高める |
などなど。
男性ホルモンの働きは外見から内面まで様々な役割があり、体を作る上で女性にとっても必要な成分です。
とはいえ、男性ホルモンの分泌量が多い女性にとってはデメリットになりかねませんね。
【女性の中の男性ホルモン】
男性ホルモンの代表といえばテストステロンという成分で、男性の体内では95%を占めています。
そして女性ホルモンといえばエストロゲンです。
もちろん女性の体内でも男性ホルモンが作られています。
その量は男性に比べ10~20分の1と少なく男性ほど影響は受けにくいようですが。
因みに女性ホルモンが生涯分泌される量はティースプーン1杯(約10~15g)ほどしかないようで、それだけの量で女性の特徴を維持している女性ホルモンは凄いとしかいえませんね(^^)
【女性ホルモンは男性ホルモンから作られる?】
女性ホルモンは厳密にいえば男性ホルモンから変化したものなのです。
性ホルモンはコレステロールが原料になっています。このコレステロールがプログネノロンという物質に変化し→それがプロゲステロン→男性ホルモンの元となるアンドロゲン→そしてテストステロンから→女性ホルモンの元となるエストラジオール→エストロゲンと変化していくのです。
コレステロール
↓ プログネノロン ↓ プロゲステロン ↓ アンドロゲン ↓ テストステロン ↓ エストラジオール ↓ エストロゲン |
プロゲステロンはエストロゲンと月経の周期で切り替わる女性ホルモンなので、男性ホルモンと女性ホルモンは成分が同じで交差していく密接な関係なんです♪
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【女性に多い男性ホルモンによる影響】
男性ホルモンの影響による症状
体毛が濃くなる
イライラする事が多く攻撃的になる ニキビが出来やすくなる(特にアゴや口回り) 髪が細くなり、抜け毛が増えた 性欲が強くなった |
などなど。
もちろん一概には…と言ってしまえば元も子もないですが(苦笑)
遺伝や育った環境に左右される部分はあると思います。
とはいえ最近の自分なんかおかしいかも?
と感じているのなら、それは男性ホルモンの分泌量が増えているのかもしれません!
女性ホルモンの減少による更年期障害
更年期障害といえば、女性がかかりやすい症状ですが、男性ホルモンの活動が多くなる事で症状に現れます。
その原因は女性ホルモンであるエストロゲンの減少です。
女性には月経があり、生理から排卵の流れをエストロゲンとプロゲステロンの分泌量がバランスを保つことで行われています。
思春期頃から生理が始まり30歳頃から徐々に卵巣機能が低下しエストロゲンが減少していきます。
また、卵巣機能が低下することでエストロゲンを作るアロマターゼという酵素も減少していきます。
やがて年齢を重ねることで閉経を迎える頃エストロゲンはほとんど分泌されなくなってしまいます。
閉経を迎える年齢は平均で51歳といわれています。
この閉経する時期から前後5年の期間を更年期と言います。
ですが、人により早い人で30半ば頃から排卵がなくなったり40代前半で閉経を迎える人もいるようです。
エストロゲンの分泌は弱くなるのですが、一方で男性ホルモンは変わらず分泌されているので結果、男性ホルモンの比率が多い状態になりイライラして興奮しやすくなる、ヒゲなどの体毛が濃くなる、皮脂量が増えてニキビになる、細い髪や抜け毛が増える!となるわけです。
また、不妊症の一つとされる多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は排卵が作用されにくくなり生理不順や無月経が起こる症状です。
原因ははっきりと解明されていないようですが、ホルモンバランスの乱れから起こるのは間違いありません。
それゆえにPCOSの症状が起こると血中の男性ホルモン量も増え、多毛症など男性化の症状も現れるようです。
<改善するには>
これらの症状の改善にはエストロゲンを分泌させテストステロンなど男性ホルモンとのバランスを整えることが大事になってきます。
イソフラボン
豆腐製品にはイソフラボンという成分が含まれており、エストロゲンと同様の働きがあります。
納豆1パック、豆腐1パック半、豆乳はピンキリですが、ラベルにイソフラボン量が記載されているので参考に^^1日の摂取量は75mgが目安です。
プエラリア
バストアップで有名なのはプエラリアで、インド北部で自生している植物が原料となっています。
イソフラボンは大豆製品の40倍も含まれていると言われていて更年期の症状にも効果があります。
1日の摂取目安は100mg~400mgで商品によって異なるので、服用する際には使用料を守りましょう。
以上のように食べ物やサプリからでもエストロゲンを補う事も出来ます。
それでも症状が改善せず、ひどい場合は婦人科など専門の病院で飲み薬や塗り薬でエストロゲンを補充するホルモン補充療法(HRT)などがあります。
【最近急増した女性の薄毛とは?】
最近では薄毛の専門外来に通う女性が増え男性と変わらないほどの患者さんを抱えるところもあるようです。
男性は薄毛が進行している時は慌てふためきますが、ハゲテしまうと諦める傾向があると思います。
女性の場合、高齢お方も含め各年代で悩まれている方も多いようで、いくつになっても女性の美意識は高いというところでしょうか(^^)
男性型脱毛症といえばAGAです。
特効薬こそありませんが、今は薄毛は治療によって改善することが可能になっています。
これは女性や男性にとって薄毛で悩む方には本当に素晴らしいことです。
<薄毛の原因>
薄毛にはやはり男性ホルモンが大きく関わっています。
とはいえ、テストステロン自体は薄毛の直接の原因ではありません。
このテストステロンに5αリダクターゼと言う酵素が加わるとジヒドロテストステロンという強力なホルモンに変化します。
これが毛細血管を伝わり髪を作る毛乳頭内にあるホルモン受容体と結びつくことで髪のサイクルを乱し、生成の邪魔をするのです。
女性にもこのような原因で脱毛症になる事がありますが、FAGAという名称で男性のAGAとは区別されます。
女性の場合、男性のように前頭部や頭頂部の髪が極端になくなるのではなく、多くは髪が細くなり毛穴のすべとの毛が抜ける訳ではないので分け目が広がるなどに留まります。
ですが、全体的に影響を受けるのでボリュームがなくなるということになるのです。
<改善するには>
ジヒドロテストステロン(DHT)を抑制するにはテストステロンと結びつく5αリダクターゼを抑制する方法があります。
亜鉛
亜鉛は必須ミネラルと言われていて、主に白血球に含まれていて免疫機能を高める役割がありますが、その他100以上の酵素をサポートし細胞分裂、細胞の補修など生命維持には欠かせない成分です。毛母細胞など髪の生成にも必要とされ、さらには5αリダクターゼを抑制する効果もある成分です。
1日の摂取目安は女性で7~9mg、男性で9~12mg、上限は40mgとされています。
ですが、亜鉛はすぐに消費されてしまい1日の摂取量も確保しづらい成分です。亜鉛を多く含む食べ物では牡蠣(5~6個)、牛肉(200g)豚や鳥のレバー(200g)、パルメザンチーズ(150g)、卵黄では20個ほどとバランスよく摂取しても難しいのが分かると思います。
十分活動してもらうには20~30mgは摂取しておきたいところですので、サプリなどで補うのもいいかもしれません(^^)
イソフラボンにも5αリダクターゼを抑えてくれる効果があるようですが、軟毛や抜け毛の進行が深刻であれば専用の治療薬があります。
プロペシア
男性型脱毛症AGAに効果があるのがプロペシアです。3年間で進行が止まった、髪が改善されたという実績が98%もある治療薬です。
ですが、これは男性のみが服用出来、女性には専門外来では処方してもらえないようです。
女性には効果を和らげたリバースレディやアミノ酸やビタミンが豊富で髪の改善に実績のあるパントガールがおすすめです。
リバースレディ

引用元:http://www.tokyobeauty.jp/sp/menu/rebirth.php
パントガール(ジェネリック薬)

【まとめ】
今回は男性ホルモンによって女性の受ける症状や特徴、改善方法など紹介させて頂きました。
女性にとってホルモンバランスは崩れやすく、男性ホルモンの影響を受けるとデメリットが多く出てしまいます(^^;)
しっかりと男性ホルモン対策を行いましょう。偏った食生活や睡眠不足など不規則な生活も改善することが基本となるので心掛けましょう!
男性ホルモンによる男に多い特徴 ←←←こちらの記事は男性による男性ホルモンの受ける影響など紹介しています。男性だけでなく女性でも読めると思いますので、是非読んでみてくださいm(__)m
それでは最後まありがとうございました!
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