男として生きていくならばっ!基本的には大事な役割を果たしている男性ホルモン。されど社会で生きていくには厄介な部分も(^^;)今回は過剰な男性ホルモンを抑えるとどうなのか?亜鉛の影響を含めてご紹介いたします。ホルモンと亜鉛の関係とは?
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主に思春期から多量に生成される男性ホルモン。その中でも特に多く分泌されるホルモンが「テストステロン」です。睾丸で作られ約95%を占めているといわれています。

男性にとっては男らしくたくましい肉体になるための筋肉や骨の生成をサポートし子孫繁栄の為生殖器の生成、闘争心や冒険心などいわゆる男性的な思考やその他さまざまな作用に欠かせない重要なホルモンです。女性が感じ取るフェロモンにも関係するテストステロンはこれだけ見ても「モテモテホルモン」といえますね^^
しかしっ!
そのテストステロンさんが多量に分泌されることでせっかくのモテモテホルモンが現代の基準においてキモい!!やカッコ悪い!Σ(゜д゜;)なんてことにもなりかねません。自分が悪いわけではないのになんでこんなことになってしまうのか……。
【男性ホルモンの影響】
体毛が増える

男性ホルモンが大量に分泌されると体毛が促進されるという作用があります。体毛にはホルモンの影響を受けて生える性毛とよばれるものがあり、陰毛やわき毛などは女性にも生えるので両性毛といいます。男性のみに生える男性毛もあり、髭や胸毛、そしてギャランドゥーである腹毛があります^^ちなみに男性ホルモンと関係なく生える毛は無性毛といわれ頭髪やまゆ毛やまつ毛などがそうです。
西洋や中東ではヒゲは男性としての象徴であり知性的な意味合いもあるようですが日本の女性にはそこまで受け入れられていないようですね(^^;
日本の社会としても職場によるところですが、面接などは特に個性としては見られずマイナスな印象を与える文化のようです。明治以前はまさしく強い男の象徴だったようですが……。
剃れば肌が青くなりこれもまた強調されてしまいますし、朝剃っても午後には伸び始めているしヒゲの濃い方は毎日悩ましいところですね。ヒゲだけにかかわらず胸毛や腹毛そして背中にもワサワサと生える体毛はセクシー♪に見られることは稀なようです(⁻⁻;)
改善策
体毛に関しては遺伝による部分と生活習慣が原因とされています。遺伝の影響を改善するには至難だと思いますが……(汗)
まずはホルモンバランスを整えるのが大事だといえます。偏った食事や寝不足、暴飲暴食を控えて健康的な生活を過ごすことが過剰なホルモンを分泌せず栄養不足のないバランスを保つことが秘訣です。
大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンに似た成分でテストステロンが抑えられるようです。また、タイ北部などに自生するマメ科の植物プエラリアミリフィカのエキスは植物性エストロゲンとイソフラボンなど含んでおり体毛を抑える効果があります。これらはサプリからでも摂取できますが、イソフラボンは1日の摂取量が70~75mgと限られていて過剰摂取は胃腸などの体調不良にもなりかねません。
服用し直接体内に取り込むのもいいですが、肌に塗付したり張ることで和らげることも出来るようです。
ちょっと値段が張りますがこちらはローションタイプでヒゲの抑制効果ありです♪
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トゥルットゥルといった用語がありますが(笑)ムダ毛処理するのも最近は多いようです^^
ニキビが出来る

思春期からさっそく悩み始めるのがニキビかと思います(^^;)
男性ホルモンが大量に分泌されると毛穴の皮脂腺から皮脂が排出され毛穴を塞いだり、汚れや細菌などにより炎症を起こすのが原因です。
全身の毛穴には皮脂腺がありますが、発達している部分とそうでない部分があり、ニキビが出来る場所も限られます。主にできやすいのは顔で皮脂腺の数は20万個もあり1㎡あたりの数はなんと400~900もあるようです。特におでこからあごにかけてのTゾーンは皮脂の分泌が多いのでニキビができやすいです。その次は首回りや背中などができやすいようです。
ニキビにも症状によって段階があり白ニキビや黒ニキビは初期段階で炎症もなく軽度です。さらに段階が進むと赤ニキビという症状になります。身体に宿っている常在菌といわれるアクネ菌や黄色ブドウ球菌は普段は毛穴や皮膚、あるいわ腸内など体を健康に保ってくれる菌ですが、これらの菌は皮脂が大好物で顔などに皮脂が溜まると大量繁殖し、逆に肌を傷つけ炎症を起こす原因となります。
最終段階まで進むと黄色ニキビという症状になり最近の毒素で膿が溜まり白血球の残骸などの固まりで炎症は表皮の下の真皮層まで達することもあります。ひどいとクレーターなど後に残ってしまうこともあります。
改善策
やはり糖分や脂肪分の多い食事を控えたりしっかりと睡眠をとることがホルモンバランスを整える基本でしょうか^^
脂っぽいのを気にして過度に洗顔したり脂取り紙で皮脂を取りすぎると洗顔で肌が荒れたり、乾燥してしまうので逆に良くありません。皮脂は肌を保護するために膜を張る役割があります。洗顔は朝と夜の2回くらいにしましょう。
オロナインなどはニキビに効果がある軟膏なのでオススメです。これも塗り過ぎず軽く塗る程度にしましょう。

焦らずとも高校生化成人前にはある程度男らしい体格になりホルモンのバランスが整い徐々に治まっていくと思います♪
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抜け毛薄毛の原因

男性ホルモンの影響を受けて生える体毛は性毛といいますが、その性毛の特徴は毛が太く規則性なく無造作に生えるという特徴があります。わき毛や陰毛などはその特徴が表れていると思いますが、無造作はともかく太く丈夫な毛を作るホルモンなのになぜ頭髪には真逆に作用するのか!?てゆーかホルモンと関係なく生える無性毛の頭髪になぜ影響を与えるのか!!!?モテホルモンがむしろ悪影響を与えるという全く理解しがたい作用で、一般的に男性ホルモンはイメージの悪い印象があるようですが……。
男性ホルモンであるテストステロン。薄毛の原因はこれ自体が悪い影響を与えているわけではなさそうです。
血中のテストステロンが5αリダクターゼという酵素に結びつくとジヒドロテストステロン(DHT)という強力なホルモンに変化し、ホルモン受容体との結合力が10~20倍になるといいます。この強力な男性ホルモンが頭皮の毛乳頭内にあるホルモン受容体と結合すると髪の生成を阻害しサイクルを乱して徐々に髪が弱まり薄毛になってしまいます。
※ちなみに酵素はアミノ酸で出来ており体内に約3000種類存在するといわれています。大別にわけて消化酵素と代謝酵素の2種類に分けられます。体内に取り込んだ食物を分解し栄養素に変え、その栄養素をエネルギーとして取り込む働きがあり酵素なくして生命活動は維持できないものです。体内で生成されたホルモンと結合する酵素もあります。
薄毛になりやすい可能性としては様々ですが、不規則な生活や過度なストレスでも頭皮に悪影響を与えます。そしてなんといっても遺伝が大きな原因であるのはご存知かと思います^^;
薄毛になる恐れのある染色体はXにあると判明しているようです。父方の染色体はXY、母方はXXとして父方から子供に遺伝するのはYの染色体のようです。ということは薄毛の遺伝は母方からの影響が強く出るということになります。
母方のおじいちゃんが薄毛だとその遺伝子を引き継いでいる可能性が高いです。これは5αリダクターゼの量や活性度が引き継がれているため薄毛になりやすいということです。とはいえ父親が薄毛だとその子供も薄毛になりやすい原因もあり、これはジヒドロテストステロンにどれだけ感受性があるかという部分が影響しているようです。
改善策
とにかく薄毛を改善するには5αリダクターゼの量やその活動を抑え、ジヒドロテストステロンを減らすということにつきるのではないかと思います。
5αリダクターゼを抑えるにはプロペシアの成分フィナステリドがおすすめです。もとは前立腺の肥大に効果があるとして使用していた成分ですが、体毛が増える効果が発見され今ではAGA治療では唯一医学的に効果があるとされています。
私もプロペシアを服用し3か月ほどで髪にコシが戻り、しっかりと生えている実感があります(^^)3年間のデータでは約98%も改善や維持に効果があったとされています!
他にはノコギリヤシというアメリカ北部などで自生している植物で育毛剤などの成分としても使用されています。こちらも5αリダクターゼを抑える効果がありサプリで補う事もできます。
【男性ホルモンを抑えるには?】
率直にいえば薄毛や体毛を抑えるために男性ホルモンを減らすというのは難しいことかもしれません。
ジヒドロテストステロンを減らす効果としては薄毛の原因にある改善策で紹介した通りです。
筋トレや有酸素運動はテストステロンが消費されます。女性ホルモンエストロゲンを増やすことでテストステロンの生成が抑えられるなど、余分なテストステロンをしっかり消費させるということで5αリダクターゼと結びきにくくする効果があるようです。
また、肥満体型になってくるとプロラクチンというホルモンの分泌が増えテストステロンの生成が抑えられるようですが、その結果太るというのもせっかくのモテホルモンとしてはどーかと思いますが(^^;)
【亜鉛と薄毛の関係】
亜鉛は100種類以上の酵素の活動をサポートし、主に細胞分裂、免疫の補助、精子の形成や細胞の補修などたくさんの体内活動に関与しています。
テストステロンの生成に不可欠な成分です。精子の形成や性欲の増進など酵素を通し男性ホルモンにも大きく関係しています。また、亜鉛は抜け毛の原因にもつながり、髪の毛の成分であるたんぱく質の生成や細胞分裂に欠かせない成分です。
亜鉛は運動やダイエットで消費されたりアルコールを取り入れると分解する酵素の作用により消費したり、ストレスを受けることでも消費されます。当然、生命維持の活動に優先的に働くのでそこに亜鉛が消費され不足すると髪の毛の生成に十分に行き届かなくなってしまいます。
これだけ生命維持や髪の毛にかかせない亜鉛ですが、それ自体を体内で生成することが出来ず蓄積量も少ない微量元素といわれています。成人男性70㎏での蓄積量は2~3gで因みに鉄は4g~5gです。1日の摂取量の目安は9mg~12mgですが、髪の毛に必要な分が不足しないためにはもう少し確保したいところです。
体内で生成されない亜鉛は、食べ物から摂取するしかありません。
目安としては
レバー 200g
牛肩ロース 200g
牡蠣 5個
卵(卵黄) 20個
パプリカ 6~7個
パルメザンチーズ 150g
と、ざっくりまとめてみましたが……食べ物から取れない割には1日分を摂取するだけでもけっこう大変です。成人のほとんどが亜鉛不足といるのもわかる気もします。
亜鉛は5αリダクターゼの働きを抑制するともいわれていますので、とにかく十分な量を確保しておきたいものです(^^)こんな場合はサプリで補うのも効果的です。通常のサプリであれば1日の摂取量は2粒ほど服用すればこと足ります^^
髪の毛だけでなく生命活動には不可欠な成分なので、出来る限り摂取することをおすすめ致します♪一日の摂取量は30gとされていますので、それ以上の取り過ぎはくれぐれもご注意ください!

【まとめ】
本来は男らしくたくましい肉体を作る男性ホルモンですが、今の社会においては清潔感や誠実さが受け入れられやすく男勝りすぎても女性に敬遠されがちなのかもしれません。最近では優しく物腰が柔らかい草食系男子が多くなり女性グッズを取り入れる男性も多くなりましたが、一緒に過ごしていくにはどこか頼りないという意見も多いです。やはり結局女性は男らしくて引っ張ってくれる男性が魅力的に感じるものだと思います!
男性ホルモンは運動などでしっかり作りだし、ホルモンバランスが整う生活習慣を送り、コンプレックスなど気になる部分はしっかりケアしながら活用できればモテホルモンは力を発揮してくれるのではないかと思います^^
また、亜鉛は男性ホルモンの生成と体を整えるには欠かせません!ホルモンのバランスや髪の毛の生成をしっかりサポートするためにも亜鉛摂取することも重要です!
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最後までありがとうございました。ではですm(__)m
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