ストレスは抜け毛の天敵!ストレスを減らす改善策とは?

ストレスは抜け毛が増える原因!その具体的な改善策とは?

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社会生活を送る上で、仕事や家庭、学校など少なからずストレスを受けていると思います。

さらには気温や体の歪み、生活習慣までストレスになることもあるので、生きている以上ストレスは避けられないと言えます。

それでも、あまり物事を気にしない性格の人、ストレスをうまく発散できる人であればいいですが、いつまでも悩んでいたり抱え込んでしまう性格の人は特に要注意です。

ストレスは受け続けると体に悪影響を与えてしまいます。もちろん髪の毛にも……!!

今までも記事では一部ストレスの影響について書いてきましたが、今回は具体的にストレスで起きる抜け毛について紹介致します。

ストレスイラスト

【ストレスからの抜け毛につながりやすい5つの症状】

ストレスになると抜け毛になりやすい症状が起きる場合があります。

ストレスになると…

   ・血管の収縮

   ・皮脂の分泌

   ・亜鉛の消費

   ・睡眠不足

 ・活性酸素の増加

他にも体内の活動に多く影響を受ける事がありますが、この5つの症状は抜け毛が増える原因にかなり影響を受けると思います。

◆血管の収縮◆

強いストレスを受けたり、負担のかかるストレスを受け続けると常に血管が収縮した状態になり血流が悪くなります。

すべての育毛剤に欠かせない効果といえば血管の拡張であるように毛乳頭に栄養を届けるためには毛細血管などの血流を良くすることが大前提となるわけです。

漢方では毛髪のことを「血余」というようですが、潤いのある元気な髪の毛を保つためには血液の流れが大事だということです。

ストレスを受け血管が収縮すると栄養が届きにくくなり髪が弱って抜け毛につながる原因になりかねません。

◆皮脂の分泌◆

ストレスにより自律神経が反応すると汗腺や皮脂腺が刺激されて汗や皮脂が過剰に分泌されます。

緊張するとダラダラ汗が噴き出す経験は誰でもあるのではないでしょうか(^^;)?

皮脂は紫外線や汚れ、雑菌など外的な刺激から保護する役割があります。

ですが、適量以上に皮脂が分泌されてしまうと毛穴を塞ぐ原因になり髪が育ちにくくなってしまいます。

 

また、アクネ菌やブドウ球菌、マラセチア菌などの常在菌は皮脂を好む性質があります。

常在菌も普段はカビや花粉や雑菌など外的な刺激に対し保護してくれる働きがありますが大量に発生すると毒素を出したり、それらの死骸から毛穴が固まりニキビなどのように炎症を起こす事もあります。

ストレスを受け皮脂が過剰に分泌されると毛穴やその下の真皮質にも影響を受けてしまい髪が育ちにくくなって抜け毛の原因につながります。

◆亜鉛の消費◆

ミネラルの一つ亜鉛は髪の毛には欠かせない成分として有名です。

亜鉛は極微量ながら体内の様々な活動をサポートしています。白血球には多く含まれており免疫機能をサポートしたり、細胞分裂や細胞の補修などにも欠かせないので、当然髪の毛を生成する細胞にも重要な成分です。

 

また、アルコールの分解やストレスにも消費されやすいので、余計な活動に亜鉛が消費されてしまうと髪の毛を生成する活動が十分に働かなくなってしまうので、髪が弱まり抜け毛につながる原因になります。

亜鉛は体内で生成されませんので食事から摂取するしかありませんが、食物からも十分な量を摂取しづらい成分です。

髪の毛にしっかりと働いてもらうためには1日の摂取量より多目にチャージしておきたいところですので(上限目安は40mgまで)、サプリなどサポート食品で補うことをおすすめします♪

◆睡眠不足◆

睡眠は脳や体を休めさせ心身をリラックスさせて疲れを取る効果があります。

そんなことは語るまでもありませんが…(^^;)

その一方で栄養素を送り込み体を作ったり、補修したりという活動も活発に行われています。

髪の毛を育てる活動ももちろん行われており、22時から深夜2時はゴールデンタイムといわれ特に髪の生成に活発な時間帯です。

ストレスの影響を受けてしまうと本来は日中活動する交感神経が反応してしまい眠れない状態になってしまいます。

睡眠不足が続くことで髪の生成に十分な働きが出来ず抜け毛につながる場合もあります。

◆活性酸素の増加◆

1日の呼吸の約2%は活性酸素になるといわれていますが、紫外線やストレスなどの影響で増加することもあるようです。

活性酸素は体内に侵入した細菌、ウイルスなどを排除する働きがありますが、細胞と結合すると酸化させる性質があるので、細胞が老化し体の機能が低下してしまいます。

さらには毛母細胞を損傷させたり、活性酸素を抑えるためアミノ酸が消費されると髪の生成に必要な栄養素も消費することにつながりかねません。

【円形脱毛症はストレスが原因?】

円形脱毛症の種類

人に指摘されたり…!なんとなく頭を触ってみると一部分に髪がなかったり!

自分でも気づきにくく、いつの間にかハゲが出来ているのが円形脱毛症の特徴です。

10円玉や500円玉ほどの一部分がぽっかりと抜け落ちている。

とはいえこれは初期段階の単発型でさらに進行してしまうと複数のハゲが出来る多発型。

側頭部や後頭部など本来抜け毛にはありえない部分に出来る蛇行型。

頭皮からすべての髪が抜けてしまう全頭型。

さらには髪の毛だけではなく体毛など全身にも及ぶ汎髪性脱毛など深刻な状態になる場合があります。

抜け毛が止まらない!?円形脱毛症の怖さ

円形脱毛症の原因はストレスと良くいわれますが、実際には何が原因で円形脱毛症になるのかは特定出来ていないようです。

アレルギー体質や遺伝による先天的な原因、ストレスやホルモンバランスなど後天的なものなど要因は様々あるようです。

 

自己免疫疾患は本来体内に侵入した異物や細菌を排除する役割が乱れて、自己の細胞や臓器を攻撃してしまう症状で、一番有力とされています。

毛包や毛母細胞などがダメージを受ける事で髪のサイクルが崩れ休止期になり、抜け落ちてしまうという事です。

いずれにしろその様な症状が起きた場合は通常の脱毛とことなる場合があるので、皮膚科など早目に相談する必要があります。

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【ストレスを受けた自律神経の乱れ】

ストレスを受けると自律神経が乱れるといいますが、そもそもどんな状態になってしまうのか?と疑問に思われる方もいると思います。

自律神経が乱れているということは、いわゆる自律神経失調症という状態です。

自律神経は脳や内臓や皮膚、血圧や心拍数、体温調節など主に無意識の働きをコントロールしています。

その内の交感神経は早朝から夕方頃まで日中に活動し、副交感神経は夕方以降から朝方までの夜間に活動しています。

この周期のリズムを保っていれば規則正しく過ごせるわけです。

ストレスを受けるとまず交感神経が反応します。

交感神経が血管内皮に働き血管を収縮させます。

また、抗ストレスホルモンといわれるアドレナリンやコルチゾールなどが分泌され血圧を高めるために血管が収縮したりします。

 

ストレスを受ける自律神経の反応とは体に起こりうる危機的状況に備える条件反射のようなものです。

例えば「暑い!寒い!怖い!ヤバい!」というような生命の危機的状況に陥った時、ゆったりとリラックスなんかしていられませんからね!

このような刺激を常に受けている体はとても健康的とはいえませんよね(汗)

いつかどこかが弾けてしまいそうです(^^;)

 

また、副交感神経がしっかり働いていれば安眠でリラックスし、疲れもいくらか和らいでくれます。

しかし、このバランスが乱れると働いている時に眠くなったり、眠りたい時に寝れなくなったりという状態になってしまいます。

悩んでいる時、明日の会議や仕事のトラブル、彼氏彼女との喧嘩などそんな時は緊張してしまって寝れないご経験もあるのではないでしょうか?

一時的な悩みであればすぐに改善するでしょうが悩み事がどんどんでかくなり毎晩毎晩続いてしまうと大変です。

 

色んな問題や悩み、そのすべての原因が重なり合い、蓄積していくのがストレスの怖さといえます。

症状が重ければ抜け毛の原因になります。さらには活力が無くなり鬱の原因にもなってしまいます。

【ストレスの改善には?】

ジョギングイラスト

◆セロトニンを増やす◆

「うつ病にはセロトニンを増やす」とは良くいわれています。

別名幸せホルモンと呼ばれ気分を高揚させたり、リラックスさせたりと幸福感や精神を安定させる効果をもたらします。

セロトニンは主に腸、そして血液や脳内に存在しています。

脳内のセロトニンは抗ストレスホルモンというノルアドレナリンやドーパミンなどを主に感情面などコントロールする役割があります。

ストレスにより過剰にそれらが分泌されればセロトニンも消費されてしまいます。

 

セロトニンは午前中など主に日中が分泌されやすいといわれています。

日中の運動や散歩などは気持ちがいいですし、おすすめですね(^^)

また、食べ物ではバナナや大豆製品、ヨーグルトなどもセロトニンを増やすのにいいと思います。

 ◆エストロゲンを増やす◆

女性は男性よりストレスに耐性があると聞いたことがありますが、セロトニンの分泌に関しては意外にも男性の半分ほどしか生産力がないのです。

それでも耐性があるという理由は女性ホルモンであるエストロゲンがストレスを抑制する効果があるということです。

 

30代40代、閉経を迎える女性はエストロゲンが極端に減少するため更年期障害などになりやすいといわれています。

大豆製品にはエストロゲンと同様の働きがあるというイソフラボンが豊富です。

また、バストアップで有名なプエラリアという植物から作られたサプリにもエストロゲンを増やす効果があります。

【まとめ】

ストレスは体に様々な影響を与えます。

もちろん良い意味で受けるストレスもあるでしょうが、受け方を誤るとどんどん溜まっていき逃げ場がなくなってしまいます。抜け毛が増えてしまったらストレスも尚更増えてしまいますよね…(焦)

自分自身も行動する前もした後もひたすら悩む性分でかなりストレスを抱えて抜け毛が増え分け目が目立つようになった時期があります。

その時は眠れな過ぎて夜が来るのが怖いと感じていました。

食生活や環境を変えたりと髪も精神面も改善した後は、必要な分だけ考えた後はそのことを忘れてしまうくらいの気持ちも必要だと感じました(^^;)

 

少しでもいい環境、バランスの取れた生活を送ることがストレスを溜めない基本ですね♪

今回は抜け毛とストレスについて紹介させて頂きました!少しでもお役に立てたら幸いです。

最後までありがとうございました。

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